研究支援&専門・技術支援

イノベーション・ジャパンに出展!

NII_イノベーション・ジャパン出展2015

8月27日(木)〜28(金)、JSTとNEDOが主催する「イノベーション・ジャパン2015〜大学見本市&ビジネスマッチング〜」に出展しました。

NIIから出展したのは、坂本 一憲 助教で「WillingRing:行動情報に基づいてモチベーションの維持を支援するシステム」をテーマにポスター展示とプレゼンテーションを行いました。

イノベーション・ジャパンへの出展は、本研究テーマの共同研究・受託研究のパートナー企業開拓およびNIIの新しい産業界の顧客チャネル構築を目的に行いました。2日間で名刺交換できた方は、約50名程度と、顧客チャネル構築の手法として、一定の効果を確認できたかと思います。また、約100部刷った本テーマの配布資料は、最終日28日の午後2時の段階(閉会3時間前)で配布完了状態となりました。

「これはどんな研究ですか?説明してください」と声をかけられることが少なくなく、研究テーマ名はかなり来場者の関心を引き易いタイトルだったと思います。一人に説明していると、その後ろから、その説明を聞きたがる人が集まり出して、通路を狭くするタイミングも度々ありました。行列の出来る店が繁盛するとの例ではありませんが、聞く人がいるポスターに人が集まる傾向があることを実感できました。本出展後、共同研究を視野に打ち合わせを希望する会社や面談調整中の企業がありました。

(研究戦略室)

今年も大好評! 平成27年度若手研究者クロストーク

情報・システム研究機構 | 若手研究者クロストーク2015集合写真

昨年度よりテーマや運営内容を大幅刷新した「若手研究者クロストーク」を、去る8月24日〜25日、八ヶ岳ロイヤルホテルで開催いたしました。 昨年度の総研大との共催に加え、今年はさらに他機構からの参加も得ることができ、総研大学生9名、高エネ機構2名、人間・文化研究機構3名を含む49名の研究者が集う、広範囲な分野の「若手研究者の交流」イベントとなりました。

今回のテーマは、データ中心科学および融合研究等に焦点をあてて「データを取る人、使う人 〜融合研究・共同研究の未来を語る〜」としました。新たなメニューとして当機構内4研究所からのミニ講演とパネル討論、昨年好評だった“ワールドカフェ形式”による全員のグループ議論などにより、活発な意見交換と全体の意識共有を行なうことができました。

また、全員のポスター発表により相互の研究内容を深く理解し合う機会を設けたところ、名刺交換をするなど今後の融合研究が期待されるような場面も見受けられました。 さらにテーマ別分科会では、昨年度同様に科研費等外部資金獲得、キャリアアップ、ワーク・ライフ・バランス、論文の書き方・プレゼンなどの身近な問題を話し合い、役立つ情報を持ち帰ることができました。分科会の新たなテーマである、融合研究・共同研究のシーズ探索について考えるグループでは、時間が足りなくなるほど白熱した議論がなされました。

参加者からは「初めてのワールドカフェは、新鮮かつ有意義だった」「日頃接する機会のない他分野研究者と知り合いになれた」などの感想が寄せられました。URAは、これからもこのような研究力強化に役立つ催しを通じて、将来のリーダーを育てる風土醸成に尽力してまいります。

(野水昭彦、コモンズURAチーム)

情報・システム研究機構 | 若手研究者クロストーク2015_1

パネル討論
情報・システム研究機構 | 若手研究者クロストーク2015_2

ワールドカフェ
情報・システム研究機構 | 若手研究者クロストーク2015_3

真剣な眼差し

NII 産官学連携塾(第3回)を開催しました

国立情報学研究所_第2回NII産官学連携塾

7月22日(水)に第三回NII産官学連携塾を開催しました。

NII産官学連携塾は、情報学における最先端の研究動向を取り上げ、NIIの研究者と企業・自治体等の方々が出会い、意見交換できる場を目指す産業界向けの公開講座です。第三回は「ビッグデータを始める前におさえておくこと」をテーマに、講義とグループワークショップの二部構成で行われました。

前半はデータマイニングやアルゴリズム研究が専門の宇野毅明教授(NII情報プリンシプル研究系)が、研究者の観点からビッグデータの現状とこれを扱う上のポイントを解説しました。(写真)

現在のビジネスでは「ビッグデータを語るとき目的ではなくインフラの面ばかり論じられる」と指摘。ビッグデータの特徴として一つひとつの情報からは意味が分かり難い点を挙げ、インフラが発達して膨大な情報を入手しても何に利用してよいのか分からないパターンが多いと言います。この問題に対する解決策として有効なことの一つは「現場力による目的=価値の創造」であり、「現場の人」の感覚を活かすこと。データ解析技術を持つ者と現場担当者との共同作業がこれからのビジネスチャンスを見出すためにはきわめて重要であると述べました。

もう一つの価値とデータを結びつける重要なカギは、データを「粒度は荒くても意味の強いデータに変換する」こと。機械学習(ディープラーニング)による網羅的な手法では「分析結果の意味や理由を人間は理解できない場合が多い」とし、機械学習による100%精度の分析よりもデータ抽象化アルゴリズムを用いた60%くらいの精度の分析で強いデータを作り出せる方が効果的であると述べました。「データを収集した段階のストレートな価値ではなく、別の価値へつなげる事例が期待されている」と宇野教授。一例として大量の航空写真から農作物の品質評価を導き出した案件も紹介しました。

ビッグデータは歴史が浅いことから利活用に有効な手段が確立していない、これを克服するためには実際にデータを扱う者同士の意見交換が有効であるとして、後半は参加者を二つのグループに分け、各自が実業務において抱えるビッグデータの状況・課題を共有し協議する時間を設けました。このグループワークショップには若手研究者の坂本一憲助教と秋葉拓哉助教も加わり、専門的意見を発して討議を盛り上げました。

データの扱いに難航した際、大学やNIIなどの研究機関で知識を持つ研究者に相談するのも近道だという宇野教授。研究者と円滑に話を進める秘訣(!)も紹介し、今回の産官学連携塾のような交流の場を活かして、恐れずビッグデータに向かってほしいと述べました。

次回の産官学連携塾は10月13日(火)に、プライバシー侵害への対策を研究する越前功教授(コンテンツ科学研究系)によるプログラムで開催の予定です。

参加方法および詳細は後日NII公式ウェブサイトに公開予定です。
国立情報学研究所ウェブサイト | NII産官学連携塾
http://www.nii.ac.jp/research/iga/juku/

関連記事:
URAウェブサイト | 2015.04.17
NII 産官学連携塾(第1回)を開催しました

(NII研究戦略室)

受賞続々!山岸久雄名誉教授が地球電磁気・地球惑星圏学会 フロンティア賞を受賞!

研究戦略企画室では、研究所幹部や研究者からの推薦依頼に応じて受賞推薦支援を行なっています。具体的な支援内容は毎回異なりますが、主には推薦書類の作成に関する支援です。我々が携わった受賞推薦支援のうち新たに2件が受賞に至りましたので、まずは1件ご紹介します。

宙空圏研究グループの山岸久雄特任教授(国立極地研究所名誉教授)が地球電磁気・地球惑星圏学会のフロンティア賞を受賞することが決定しました。授賞式は平成27年11月2日に行われます。地球電磁気・惑星圏学会は、固体地球・海洋・大気圏・電離圏・磁気圏・惑星間空間・太陽大気・太陽系諸天体といった広範にわたる分野の学会であり、同賞は、学会周辺分野との学際融合研究、革新的技術開発、研究基盤の構築・整備等によって同学会の研究の発展に多大な貢献のあった個人またはグループに贈られるものです。山岸特任教授は、南極昭和基地および南極沿岸・内陸の野外フィールドや、北極アイスランドといった厳しい自然環境の遠隔地に自身が開発した観測装置を設置して観測を行なうなど、工学的な視点から電波・電場観測の拠点を築き、 磁気圏・電離圏の研究に貢献しました。

・推薦理由:極地における電波・磁場観測技術の開発と基盤整備による磁気圏・電離圏研究への貢献

(礒野靖子)

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「地球の歴史は地層に、生物の歴史は染色体にかかれている」、遺伝研の歴史はどこに?

遺伝研年報第一号

遺伝研の要覧(年報)は、1949年に第一号が発刊されています。

この度、現在までの全ての要覧(年報)がPDF化され、遺伝研HPで公開することができました。記事タイトルの一文「地球の歴史は地層に、生物の歴史は染色体にかかれている」は、木原均 第二代所長のお言葉です。

この機会に是非ご覧頂き、遺伝研の歴史と遺伝学の進化をお楽しみください。

遺伝研年報第一号
リンク:http://www.nig.ac.jp/nig/ja/about-nig/yoran

(国立遺伝学研究所 来栖)

平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を2件同時受賞!

極地研_昭和基地の様子

昨年度に初めて手掛けた書類作成支援がまたひとつ、いや二つ実を結びました!

平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を、宙空圏研究グループの片岡龍峰准教授と生物圏研究グループの渡辺佑基助教がそれぞれ受賞しました。本申請にあたり、研究戦略企画室では推薦書類の作成に関する支援を行ないました。研究者の研究業績が評価されて受賞に至ったことは言うまでもありませんが、研究戦略企画室の書類作成支援によって研究者個人や所の実績に貢献することができ、喜びもひとしおです。

・受賞業績名
片岡龍峰准教授「宇宙天気予報の革新と新観測技術による高度化に関する研究」
渡辺佑基助教「バイオロギング手法を用いた海洋捕食動物の生態学的研究」

・国立極地研究所ウェブページ ニュースとお知らせ
〜片岡龍峰准教授、渡辺佑基助教が「平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の若手科学者賞を受賞〜 http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20150408.html

(礒野靖子)

大学共同利用機関としての貢献を示すために

極地研・統数研統合事務部 企画グループ(極地研 学術振興担当)が主導して、共同研究・研究交流等による実績データを示すウェブページを作成し、平成26年度末から公開を開始しました。これは国立大学を中心とした国内の大学に対して、大学共同利用機関としての極地研の貢献を示す取り組みの一つです。

ウェブページでは、論文の共著数、共同研究の人数、研究者や大学院生の受入れ実績、共同利用設備の利用数、データベースの利用数を大学ごとに示しています。研究戦略企画室では、論文の共著機関分析(国立極地研究所に所属している研究者が主著となっている論文において、共著者の数を所属大学・機関別に集計)および論文の主著機関分析(国立極地研究所に所属している研究者が共著となっている論文において、主著者を所属大学・機関別に集計)を行ないました。

現在は平成25年度のデータを掲載しており、これから徐々に内容を追加していく予定です。どうぞご覧ください。

国立極地研究所ウェブページ
国立大学等との共同研究・研究交流等による実績データ
http://www.nipr.ac.jp/kyododata/

極地研_共同研究・研究交流等による実績データwebsite

(礒野靖子)

NII SEEDS「時代を躍進するNII研究者による研究シーズ集」 2015年度版

国立情報学研究所(NII)では、産業応用の可能性を秘めた情報学の最前線をご紹介するため「NII SEEDS」を昨年、創刊いたしました。本年度も、新たな研究進捗や成果を継続的に発信することで産業界や官公庁の皆様とNIIとのイノベーションを目指した連携の契機となることを願い、2015年度版NIISEEDSを発行しました。

詳細:http://www.nii.ac.jp/userdata/seeds/index.html

(NII研究戦略室)

NII 産官学連携塾(第1回)を開催しました

3月24日(火)に第一回NII産官学連携塾が開催されました。

NII産官学連携塾は、情報学における最先端の研究動向を取り上げ、受講者の方々への「技術者と活用ユーザ」の双方の交流を通して、個々が取組むビジネスあるいは研究開発の洞察力を涵養するための試みとして、この度新たに設けられた公開講座です。

第一回は、画像・映像検索を専門とする佐藤真一教授(コンテンツ科学研究系)を講師として「画像の意味解析」をテーマに90分の講義が行われました。

講義ではまず、そもそも「画像の意味理解は可能か」という問題が提示されました。膨大な画像・映像データの検索技術はメタ情報のテキスト検索に依存し、現在はテキスト情報を持たない多くの画像が検索対象外となっています。

佐藤教授は1970年代に始まり現在に至る画像意味理解の歴史から、意味を処理に組み込むか、コンピュータに搭載するかで揺れ続けた画像認識研究について解説。最新の研究成果として、昨年の国際会議において検索精度で世界1位となったNIIの特定物体検索技術に関する研究についても紹介しました。

ビッグデータと高速な技術、つまり先進的な統計手法や機械学習技術の活用によって画像検索の研究も次の局面を迎えています。佐藤教授は「技術の正しい組み合わせと正しい使い方について検討すべき時にある」と述べて講義を締めくくりました。

初回に関わらず、講義には40名近くのビジネスパーソンが参加。画像・映像に携わるメーカー企業の方のほか、メディア関係者にも多く参加いただきました。講義後は、社会的実用性の高さや高精細映像の可能性について議論が行われ、実務に活かせる知識として、最新研究に高い関心のあることがうかがえました。

技術の進展状況や適用方法についての情報提供を通して、「技術者と活用ユーザの交流」という視点からの交流を深めることのできるNII産官学連携塾。この交流がイノベーション創出・社会課題解決へとつながるよう、これからも魅力的なプログラムをご用意いたします。

第二回は5月20日(水)の開催を予定しています。詳しくはNII公式ウェブサイトをご覧ください。

詳細:
NII産官学連携塾
http://www.nii.ac.jp/research/iga/juku/

NII SEEDS:佐藤 真一
「実放送映像による実践的アプローチと大規模映像アーカイブからの知識発見」
http://www.nii.ac.jp/userdata/seeds/sato_shinichi.html

(NII研究戦略室)

第一回NII産官学連携塾

第一回NII産官学連携塾の様子
第一回NII産官学連携塾

第一回NII産官学連携塾より、佐藤真一教授のレクチャーから

NII で「CREST/さきがけ プレゼン&ライティング講座」を開催

3月24日、若手研究者を対象に「CREST/さきがけ プレゼン&ライティング講座」を開催しました。

本位田副所長からの「若い研究者からの挑戦を」という開講挨拶に続き、野水 ROISシニアURAからのレクチャーでは、戦略目標、研究領域についての概説や応募のポイントについて解説が行われました。

また、NIIのCRESTおよびさきがけの経験者である米田教授、宇野教授、坊農准教授、宮尾准教授からは、実際に押さえておくべきポイント、目標達成へのアイデアやアプローチ、研究代表野リーダーシップの大切さ、継続的な課題発見の必要性など、自らの経験をふまえたレクチャーを行われました。

参加者からは積極的な質疑応答が交わされ、CREST/さきがけへの申請に意欲的に取り組む姿勢を見せていました。研究戦略室では申請にかかるサポートに取り組んでいきます。

(NII研究戦略室)

NIIプレゼン&ライティング講座

NIIプレゼン&ライティング講座
野水シニアURAのトークより
NIIプレゼン&ライティング講座

NIIプレゼン&ライティング講座
国立情報学研究所 宇野教授の講演より
NIIプレゼン&ライティング講座

開催案内&プログラム