活動報告

託児室開設@NIGリトリート2014

遺伝研託児室@リトリート2014

2014年7月3日(木)、4日(金)御殿場高原時の栖にて国立遺伝学研究所「リトリート2014」が開催されました。リトリートとは日常から離れた環境で研究者同士の交流と議論を深めることを目的とした会です。では、日常から離れられない事情を抱えた研究者はどうしたらいいのでしょうか?

今回、遺伝研リサーチアドミニストレータ室では、育児中の研究者の参加支援を行いました。まず所内希望調査を行い、その調査結果を踏まえてリトリート会場に託児室を開設することを提案し、運営のお手伝いを致しました。

今回の託児室は4名の参加者、計5名のお子さんに利用していただきました。遺伝研での託児室の開設は初めてであったため、利用者への周知内容等、細かい反省点は残りましたが、大きな問題が起こることもなく、二日間を無事終えることが出来ました。(写真は、遺伝研ジュニアリトリート2014の様子)

今回初めて所内希望調査を行い、実際に託児室を開設してみてわかったことは、子育て中の研究者が直面している事情はそれぞれであり、託児所の開設によってすべての問題が解決される訳ではないということでした。

遺伝研リトリートがより多くの研究者の交流と議論の場になるよう、また、より多くの研究者が仕事と家庭生活を両立していけるように、今後も支援活動をしていきたいと考えています。

(小林百合) 


文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書類作成支援

6月中旬から7月初旬にかけて、平成27年度文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書作成支援を行ないました。所内でのURAの活動としては初めての書類作成支援です。

申請書で重要なのは、やはり研究内容について記載する部分です。候補者の研究成果をきちんとアピールすることを念頭に置きながら、専門用語の羅列で難解な文章にならないように配慮し、議論と改訂を重ねて文章を仕上げました。また、申請書の提出にあたっては、申請書類の記載方法に細かな規定がある上、論文の写しなど多くの添付書類が必要です。これらの対応には時間も手間もかかるため、研究者にはコンテンツの提供を依頼し、URAが提出のフォーマットに揃える作業をできるだけ行いました。完成した書類に不備がないかどうか、さらに所内の事務と機構本部の事務とで確認を行い、その後無事に提出しました。

今回のような書類作成支援は、研究者の研究時間の確保という面においてもURAの重要な業務の一つであると考えます。

(礒野 靖子)

第6回URA全体会議@国立情報学研究所

情報・システム研究機構URAステーション

2014(平成26)年7月1日(火)、東京・千代田区の国立情報学研究所にて、26名が参加し、第6回URA全体会議が行われました。会議に先立ち、NIIの研究所紹介や施設見学が行われ、高度IT人材を輩出するための教育プログラムTopSE(トップエスイー)の講義室で、最新の講義システムの見学が行われました。

(岡本裕子) 


URAステーションスペース開設

情報・システム研究機構URAステーション

URAステーションに所属するスペースを、機構本部の近隣に開設いたしました。約20名までの各種会議、フリーディスカッション、小さなレクチャーなどが行える会議室(ミーティングルーム)を備えています。各研究所をつなぐテレビ会議も行うことができ、URAの連携促進はもちろん、融合研究のシーズ開発、広報拠点等としても活用していく予定です。

(竹ノ内、池谷) 


オープンハウス&連携イベント2014

平成26年6月12日に、統計数理研究所に於いて、横幹技術協議会、横幹連合、統計数理研究所の3機関主催による「第42回横幹技術フォーラム文部科学省委託事業合同報告会-数学と産業の協働、データサイエンティストの育成-」が開催され、来場者は、118名あった。

当日は、統数研伊藤聡教授による「数学協働プログラム」に係る成果報告、広島大学西森拓氏による「アリにおける意思決定と失敗戦略」と題した講演、丸山宏副所長による「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」に係る成果報告が行われた。

続いて、後半は大阪ガス(株)河本薫氏による「普通の企業におけるデータ分析人材のやりがいと苦悩」と題した講演、楽天(株)平手勇宇氏による「ビッグデータによるサービスの改善」と題した講演、河本、平手、丸山3氏による 談「データサイエンティストの未来」が行われた。最後に、出口光一郎横幹連合会長による閉会挨拶があり終了した。今年度は、オープンハウスの連携イベントとして合同報告会が行われたものである。

続いて2日目は、メイン行事である統計数理研究所のオープンハウスが行われた。産総研後藤真孝氏による「音楽情報処理が切り拓く未来」と題した講演、統数研持橋大地准教授による「音楽と言語へのベイズ統計的アプローチ」と題した講演、が行われた。そのほか、ポスター展示による研究紹介、統計よろず相談、総研大複合科学研究科統計科学専攻大学院説明会がそれぞれの会場に分かれて行われた。来場者は、172名であった。

統数研URAの役割:開催準備全般・運営支援、講演動画配信、広報活動

(運営企画本部広報室) 

統計数理研究所オープンハウス2014 ポスター展示による研究紹介のようす

統計数理研究所オープンハウス2014 ポスター展示による研究紹介のようす
統計数理研究所オープンハウス2014 特別講演会のようす

統計数理研究所オープンハウス2014 特別講演会のようす

スパコン愛称の決定

統数研では平成26年度、タイプの異なる3つのスーパーコンピュータを順次導入しています。4月から共有クラウド計算システムと世界最大規模の共有メモリ領域を持つデータ同化スパコンが稼働中です。7月からは分散メモリ型の統計科学スーパーコンピュータの稼働を開始します。

このように最新のスパコン群が整備されていくなかで、統数研ではこの強力な計算資源を基礎研究、共同利用研究の柱と捉え、様々な支援策を実施していくことになっています。その一環として、より一般の方に親しんでもらおうということからスパコンの愛称を広く募集しました。

統数研HPのスパコン愛称募集サイトにて平成25年12月25日(水)〜平成26年1月20日(月)の期間で募集したところ予想を超えるたくさんの応募が集まりました。この応募のなかから所長、及び、スーパーコンピュータシステム仕様策定委員会(以下委員会)による厳正なる審査の結果、下記のように愛称を決定しました。

データ同化スーパーコンピュータシステム
愛称:「A」
理由:Assimilation(同化)、Advanced(高等の, 上級の)から
統計科学スーパーコンピュータシステム
愛称:「I」
理由:Intelligence(知能)、Investigate(研究する)から
共用クラウド計算システム
愛称:「C」
理由:Cloud(クラウド、雲海)、Community(共同社会)から

選定理由として──

  • 各システムの特徴を1文字で端的に表現している。
  • ・ロゴマークのデザイン化が容易。
  • 3つそろうと統数研元所長、故 赤池弘次先生の業績、AICとなり、今後3つのスパコンが互いの特徴を活かしつつ、三位一体となって活躍するイメージにつながり、統計数理研究所ならではの愛称としてふさわしい。

今後、統数研ではこの愛称をもとに様々な広報活動を実施していきます。また大学共同利用機関法人として、統計科学分野の研究者にとって、より使いやすいスパコンを目指して技術的支援策をURAステーションが担当していきます。

統数研URAの役割:愛称公募係(愛称募集告知、公募事務など)を担当

(統計数理研究所URA) 


2014年6月のリサーチコモンズWebSiteから

リサーチコモンズWebSite | rv008

地球を解明する……というと、とてつもなく大きなテーマですが、少しずつ少しずつパズルのピースがはまっていくように、人類が知ることができる部分が拡大しています。

統数研の才田聡子特任研究員が、データ同化を使って取り組むのは、極地の上空に現れる「オーロラ」。人類をはじめ生物にとって危険な太陽風の「予報」にもつながる可能性を持った研究です。

■Research View
オーロラはどこに降る?
[データ同化・シミュレーション支援技術] 才田聡子 (統数研・特任研究員)

■researchmapつながるコンテンツでは……
つながるコンテンツ | 可能性を照らす道 3
「地球の内部はどう活動しているか。」
海洋研究開発機構 宮腰剛広 主任研究員

(池谷瑠絵) 


第5回URA全体会議@国立極地研究所

NII SEEDs集2014

2014(平成26)年5月28日(水)、東京・立川にある国立極地研究所 2階中会議室にて、22名が参加して、第5回URA全体会議が行われました。今回も会議に先立ち、研究所紹介として、隊員の訓練・準備に関わる施設や、南極・北極科学館などの極地研施設見学が行われました。

なお次回は、2014(平成26)年7月1日(火)、国立情報学研究所にて開催が予定されています。

(池谷 瑠絵)

「南極」が見えるよう設置されている地球儀。「南極・北極科学館」にて。

「南極・北極科学館」前には、南極観測隊カラフト犬記念銅像が移設・展示されています。

研究大学強化促進事業による研究調査助成報告会

  • 日 時:平成26年5月13日(火)15:00 – 17:30
  • 場 所:国立極地研究所 3Fセミナー室 (C301)
  • 参加者:計47名(所内39名、所外8名:機構本部、遺伝研、統数研の各URA、支援職員)
  • プログラム:
    •15:00 – 15:05 開会のあいさつ 中村室長
    •15:05 – 17:15 研究グループ等からの報告 宙空圏研究グループ、地圏研究グループ、極域データセンター 事務部、気水圏研究グループ、生物圏研究グループ
    •17:15 – 17:30 総合討論・意見交換
    •閉会のあいさつ 白石所長
    •17:30 反省会・意見交換会・懇親会
  • 内 容:
    昨年度、国立極地研究所では研究大学強化促進事業において国外・国内の他機関の研究の進め方について、組織・制度・支援などを調査し、合わせてMOU締結のための準備調査を実施しました。本報告会は各研究グループ等から調査で得られた情報・知見や所感について報告し、当研究所の研究力強化について議論することを目的として開催されました。
  • (末吉 哲雄) 

H25年度に研究力強化事業で実施された招聘・派遣の成果報告

国内外の研究力強化事例

科研費再チャレンジ支援

平成26年度の科研費公募に際して、研究計画調書を提出したものの惜しくも内定に至らなかった計画の研究代表者である所内教員・研究員に対して、次年度の科研費に再度挑戦するための支援経費を措置することとし、4〜5月にかけて「科研費再チャレンジ支援」として所内公募を行ないました。

公募の対象:基盤研究S・A・Bおよび若手研究Aの各課題に研究代表者として応募した所内教員または研究員であること。ただし、過去に同種の採択歴がないこと。
支援の条件:計画調書の審査結果の開示による評価が原則としてAであること、27年度科研費公募において同種目かより大型の種目に研究代表者として計画調書を提出予定であること。

公募の結果、6件の申請のうち、不採択の上記の条件を満たしていなかった1件を除く5件を採択し、支援を行いました。

(礒野 靖子)