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【ROIS戦略プログラム】戦略的研究プロジェクト2022の公募を開始しました!(5月10日〆切)
戦略的研究プロジェクトは情報・システム研究機構が、第4期中期計画(2022~2027年度)に基づいて実施する研究開発支援プロジェクトであり、機構URAが企画・運営を支援しています。
前身の未来投資型プロジェクトは、2018年度から応募資格を機構外にも対象拡大しており、本プロジェクトの応募資格も踏襲しています。
ここでは次のような新規プロジェクトを募集します。
情報・システム研究機構の共同利用・共同研究に資する「新分野の追求に向けた飛躍的発展研究、または斬新な発想による異分野融合研究、さらに喫緊の社会課題・地球規模課題の解決に向けた新たな研究」
申請にあたり、予算管理を行う機構内研究者との事前打合せ等が必要となります。新規プロジェクトの提案を希望される方は、最新の募集要項をご確認の上、ご準備をお願いいたします。
(今回の募集要項はこちら)
※募集〆切を「4月28日」から「5月10日」に延長いたしました。
Science Report Special③〜⑤を公開しました!
広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite』にScience Report Special③〜⑤を公開しました。是非ご覧ください。
■Science Report Special③
「気候危機のリスクと社会の大転換」
答える人:江守正多 (国立環境研究所)
国立環境研究所 副領域長。社会対話・協働推進室長(Twitter @taiwa_kankyo)。東京大学総合文化研究科客員教授。専門は気候科学。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」など
■Science Report Special④
「自然変動電源大量導入とエネルギーシステムモデル」
答える人:藤井康正(東京大学)
東京大学 教授。大規模線形計画法やマルチエージェントシミュレーションなどのシステム工学的手法を用いたエネルギーシステムの解析に関する研究に従事。電気学会、エネルギー・資源学会、計測自動制御学会、日本原子力学会、日本エネルギー学会、IEEE会員。
■Science Report Special⑤
「データサイエンスで病原体の変異と感染症の流行を予測する」
答える人:伊藤公人(北海道大学)
北海道大学 教授。1990年より北海道大学大学院工学研究科において、データの中の規則性を発見する技術の研究に従事。1999年から北海道大学知識メディアラボラトリーにおいて、ウェブ上のデータやツールの連携手法の研究に従事。2005年より北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター(現北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所)においてウイルスの変異と流行の予測の研究に従事。
(本部機能強化チーム、効果的な広報・コミュニケーション活動)
サイエンスリポートWebSite 英語版の公開について
広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite』を海外に向けて発信する「英語版」の公開を開始しました。「Digital Humanities and Data-Driven Society」。是非ご覧ください。
■Protecting Private Information in Data
■Understanding the ‘alley logic’ through data
■Collaborative Work between Japan and U.K. Reveals How the Japanese Spend Their Time
■Future of Humanities in the Era of Data Science
■How to Address Problems of COVID-19-Era Society?
■Science Report Special①
Digging Deep with Novelist Shin Iyohara: The Chibanian Age
■Science Report Special②
Digging Deep with Novelist Shin Iyohara: We feel moved, because what moves us is there.
情報・システム研究機構シンポジウム「不確実な未来へ:地球規模課題に挑むデータサイエンス」を開催
2021年12月15日、オンラインにて
情報・システム研究機構シンポジウム「不確実な未来へ:地球規模課題に挑むデータサイエンス」
を開催し、大学や企業の研究者など延べ450名を超える方にご視聴いただきました。
藤井良一機構長の挨拶で幕を開け、ご来賓の文部科学省坂本修一大臣官房審議官(研究振興局及び高等教育政策連携担当)によるご挨拶に続き、招待講演として、国立環境研究所の江守正多副領域長より「気候危機のリスクと社会の大転換」、北海道大学の伊藤公人教授より「データサイエンスで病原体の変異と感染症の流行を予測する」、東京大学の藤井康正教授より「自然変動電源大量導入とエネルギーシステムモデル」と題する講演をいただきました。
当機構研究所からは、北極海航路利用のための海氷予報、全球環境変動に関わる南極氷床と南大洋、気象に関する数値予報モデルの一つである大気海洋結合モデルへのデータ同化のアプローチ、ビッグデータと向き合うマイクロバイオーム研究、フェイクメディアの生成・検出技術をはじめとしたインフォデミックを克服するソーシャル情報基盤技術など、様々な分野や観点から地球規模課題の「未来」に関わる研究成果に係る講演が行われました。
大学共同利用機関シンポジウム2021「宇宙・物質・エネルギー・生命・情報・人間文化:フロントの知を楽しもう」を開催
2021年10月24日、オンラインにて「 大学共同利用機関シンポジウム2021(大学共同利用機関協議会・大学共同利用機関法人機構長会議主催) 」が開催され、延べ1,000名を超える方にご視聴いただきました。
当機構の紹介にはじまり、国立極地研究所の平野大輔 助教からは「南極氷床融かす海」と題した研究トークが行われ、日本による近年の大規模観測の結果から明らかになりつつある「南極氷床と海の関わり」について紹介しました。
また、国立遺伝学研究所の酒井則良准教授からは「対外培養で精子形成を再現する」と題した研究トークが行われ、生殖幹細胞から精子の分化までを再現する細胞培養系をゼブラフィッシュで確立したことについて、その研究概略や今後の展望を紹介し、視聴参加者からの質問に2人の研究者より回答するなど、他機構等と共に広く大学共同利用機関の取り組みを紹介しました。
情報・システム研究機構シンポジウム「新型コロナ禍に挑むデータサイエンス」を開催
2021年3月2日、オンラインにて情報・システム研究機構シンポジウム「
新型コロナ禍に挑むデータサイエンス
」を開催し、大学や企業の研究者など延べ600名を超える方にご視聴いただきました。
藤井良一機構長の挨拶で幕を開け、ご来賓の文部科学省杉野剛研究振興局長によるご挨拶に続き、招待講演として京都大学の西浦 博教授から「新型コロナウイルス感染症の数理モデルによる疫学データ分析」と題する講演をいただくとともに、当機構研究所よりウイルスゲノム解析や地理的要因の解明に向けた統計モデリング、メタ・ポピュレーションモデルによる地方への流入リスク分析、人流ビッグデータ、コロナ禍での南極観測、高等教育のニューノーマルといった研究成果に係る講演が行われました。
IRの推進
IR(Institutional Research)の推進
URAステーションの「IR推進室」にURAを配置し、情報・システム機構の研究力に係る情報収集、定量評価・提案を開始しました。IR推進室は、機構運営に反映させる戦略提案を行ってまいります。
また、IR推進室におけるIR分析に基づいて、各研究分野における研究者支援活動について機動的に取り組みを進化させます。
大学・研究機関等の学長等との組織的対話やIR分析を活用して動向を把握し、共同利用・共同研究を通じて大学等の広範なコミュニティを支援するとともに、社会・産業界における課題解決に貢献します。