大学共同利用機関シンポジウム2021「宇宙・物質・エネルギー・生命・情報・人間文化:フロントの知を楽しもう」を開催

2021年10月24日、オンラインにて「 大学共同利用機関シンポジウム2021(大学共同利用機関協議会・大学共同利用機関法人機構長会議主催) 」が開催され、延べ1,000名を超える方にご視聴いただきました。

当機構の紹介にはじまり、国立極地研究所の平野大輔 助教からは「南極氷床融かす海」と題した研究トークが行われ、日本による近年の大規模観測の結果から明らかになりつつある「南極氷床と海の関わり」について紹介しました。
また、国立遺伝学研究所の酒井則良准教授からは「対外培養で精子形成を再現する」と題した研究トークが行われ、生殖幹細胞から精子の分化までを再現する細胞培養系をゼブラフィッシュで確立したことについて、その研究概略や今後の展望を紹介し、視聴参加者からの質問に2人の研究者より回答するなど、他機構等と共に広く大学共同利用機関の取り組みを紹介しました。