立川市との連携・協力に関する協定の締結式を行いました。

統数研_立川市との連携・協力協定、子ども見学デー

9月16日(水)統数研は立川市との連携・協力に関する協定を締結しました。

これまでも立川市とは「市民交流大学」や「市役所初任者研修」への講師派遣、「立川市スタンプラリー」と「統数研子ども見学デー」の合同開催などを行ってきました。今回の協定により今後はさらに人材や学術研究の成果の提供、施設・情報の活用について連携・協力を進めていきます。

立川市ホームページ:
統計数理研究所と立川市との連携・協力に関する協定を締結(平成27年9月16日)

統数研ホームページ:
立川市との連携・協力に関する協定を締結

今年も合同開催される「子ども見学デー2015」は10月17日(土)10時〜です。
新たに「トースター&スタッツ」等身大パネルや立川市紹介コーナー、「情報ひろば・地球儀」の展示を行う予定です。詳細は統数研HPをご覧ください。

統数研HP | 子ども見学デー2015:
パンフレットダウンロード
統数研へのアクセス

(広報室 今門牧子)

国立極地研究所一般公開の開催と情報ひろば巡回展示

2015年8月8日、国立極地研究所一般公開「極地研探検2015」が開催されました。毎年好評の5つの探検ツアーの他、南極昭和基地との生中継!ライブトークや各基盤研究グループによるサイエンスカフェや体験型プログラム、展示など、さまざまな企画が行なわれ、約2,000名もの方が来場されました。一般公開は、全所を挙げての一大イベントで、教職員全員に担当が割り振られます。URA2名は国際北極環境センターの展示と総合案内をそれぞれ担当し、一日中来場者との交流を楽しみました。

また、一般公開に合わせて情報ひろばの巡回展示を行ないました。文部科学省旧庁舎での情報ひろば企画展示は7月末に終了しましたが、その後、各研究所の一般公開等に合わせて同様のコンテンツを巡回展示する予定になっており、その第一弾でした。極地研のスペースはすべて一般公開に使用していたため、正面玄関横の統計数理研究所のスペースを拝借して展示し、一般公開の来場者にご覧いただきました。

(礒野靖子)

国立極地研究所一般公開2015 | 生中継!ライブトーク

国立極地研究所一般公開の目玉のひとつ、極地を生中継で結んだライブトークの会場から。
国立極地研究所一般公開2015 | 体験型プログラム

大盛況! 体験型プログラムに集まるご来場者の方々。

国立極地研究所一般公開2015 | ROIS情報ひろば巡回展示

国立極地研究所一般公開2015で、入口付近に設置された機構×4研究所合同の巡回展示。2015年4月〜7月、文科省情報ひろばにて公開されていた展示が立川でも活躍。

今年もいろいろな科研費応募支援を進めています!

平成27年度は年度初めから科研費の応募支援を進めています。4月は「研究活動スタート支援」の応募時期でした。昨年度はURAが着任したばかりで対応していませんでしたが、今年度は応募総数6件のうち、学位を取りたての特任研究員や秋以降に着任した教員などから査読希望のあった5件を査読しました。他の研究機関から極地研に移動してきた研究者は、「以前の所属機関では直属の上司にも調書を見てもらう機会がほとんどなかったため、査読をしてもらえるのはとてもありがたいし、査読の内容も非常に丁寧で参考になる」との感想をいただきました。

極地研に着任したばかりの研究者は、研究戦略企画室がどういった活動をしているのかを知りません。今回の取り組みを通じ、我々の取り組みや企画をメールや掲示板できちんと伝えたり、積極的に活用してもらえるよう丁寧に対応していくことが大切だと感じました。

この他、5〜8月にかけては昨年度に引き続き「科研費再チャレンジ支援」(2014年6月8日の活動報告記事参照)や「科研費研究計画調書検討会」(2014年9月8日の活動報告記事参照)を行ないました。

(礒野靖子)

RA協議会主催 教育研修プログラムへの参加

RA協議会が第1回年次大会(平成27年9月1-2日,信州大学長野(工学)キャンパス)の前日に開催したオプショナル教育研修プログラムに参加しました。

このプログラムは主に着任から1,2年のリサーチ・アドミニストレーター(以下,URA)を対象としており,URAに関する概論の講義(1時間程度)の後,参加者が抱えている業務上の課題に関してグループ討議(2時間程度)を行ないました。

日本の大学でURAが導入されるようになった背景やURAの活用事例を知ることで,自分自身がURAとしてどのような価値を生み出すことが出来るのか,改めて考える良い機会となりました。また,URAに求められる能力や役割は大学によってさまざまと言われますが,グループ討議を通じて自分と共通した課題に取り組む他大学のURAと知り合い,普段の業務がURAとしての汎用的なスキルの向上に繋がっているという手ごたえを感じることが出来ました。

URAの仕事もコミュニティーもこれから創り,盛り上げていくもの。私はURAとしてのキャリアを歩みはじめて1年半の初級URAではありますが,このプログラムで得た新たな視点や出会いを活かし,少しずつでも視野を広げていきたいと思います。

(横尾成子)

ROIS_RA協議会教育プログラム

RA協議会教育プログラム修了証をいただきました。

科研費申請支援活動がスタート!ー NII 科研費 書き方講座も開催

NII_科研費研究計画調書 種目別書き方講座

8月31日(月)、研究戦略室と社会連携推進室は、NII所内にて「科研費研究計画調書 種目別書き方講座」を開催しました。

基盤A(越前教授)、基盤B(相澤教授・福田准教授)、新学術領域(稲邑准教授・佐藤いまり教授)の科研費研究計画調書の種目別書き方講座を行いました。科研費採択経験者である教員からは、各種目における科研費調書を書くときの重要ポイントや留意点をお話しいただきました。

冒頭、総括・審査員視点として本位田副所長からは、「保有する技術をベースとして実現可能な具体的な実施計画を書くことが大切である」とアドバイスがありました。喜連川所長からは、「読み手に立った視点で書くように」とし、ある種のサプライズが必要であると述べました。   加えて研究戦略室では、テーマ構想・提出種目検討の段階、申請書のドラフトチェックの段階、コメンテータレビュー後の段階において申請書支援を実施しています。昨年から始まったURAの取り組みですが、利用者からは、「第3者の視点が役だった」などの意見がありました。

科研費採択率向上および科研費採択数増を目指して、研究戦略室では9月・10月と随時の相談活動、締切までの書き方支援を継続的に行っていきます。

(研究戦略室)

イノベーション・ジャパンに出展!

NII_イノベーション・ジャパン出展2015

8月27日(木)〜28(金)、JSTとNEDOが主催する「イノベーション・ジャパン2015〜大学見本市&ビジネスマッチング〜」に出展しました。

NIIから出展したのは、坂本 一憲 助教で「WillingRing:行動情報に基づいてモチベーションの維持を支援するシステム」をテーマにポスター展示とプレゼンテーションを行いました。

イノベーション・ジャパンへの出展は、本研究テーマの共同研究・受託研究のパートナー企業開拓およびNIIの新しい産業界の顧客チャネル構築を目的に行いました。2日間で名刺交換できた方は、約50名程度と、顧客チャネル構築の手法として、一定の効果を確認できたかと思います。また、約100部刷った本テーマの配布資料は、最終日28日の午後2時の段階(閉会3時間前)で配布完了状態となりました。

「これはどんな研究ですか?説明してください」と声をかけられることが少なくなく、研究テーマ名はかなり来場者の関心を引き易いタイトルだったと思います。一人に説明していると、その後ろから、その説明を聞きたがる人が集まり出して、通路を狭くするタイミングも度々ありました。行列の出来る店が繁盛するとの例ではありませんが、聞く人がいるポスターに人が集まる傾向があることを実感できました。本出展後、共同研究を視野に打ち合わせを希望する会社や面談調整中の企業がありました。

(研究戦略室)

第3回URA合同ミーティング開催

情報・システム研究機構第3回URA合同ミーティング

去る2015年8月21日、情報・システム研究機構本部共用会議室にて、本年度第3回URA合同ミーティングが開催されました。

今回のROIS URA合同ミーティングでは、来る第三期中期計画に照らし、また研究大学強化促進事業10年を見据えて、その前半の折り返し地点にあたることから、機構長をはじめ事業実施に関わる幹部各位を招いて、これまでの活動を踏まえたURAへの評価や今後の活動の方向付けに関わる意見を聞こうという狙いがありました。前半は、丹羽邦彦シニアURAの司会により、北川源四郎機構長、樋口知之理事(統数研所長)、城石俊彦遺伝研副所長、伊藤聡統数研副所長、本位田真一情報研副所長、中村卓司極地研副所長から、それぞれ、大学共同利用機関法人第三期へ向けた意見が寄せられました。

当機構には、本部勤務のコモンズURA、4研究所それぞれで活躍する分野URAがおり、取り組む業務内容はバラエティに富む内容ですが、IRを見据えた評価指標、広報活動、科研費申請やスパコン利用等の研究支援など活動全般について、いずれも高い評価が示されました。また検討事項として、既存の事務との業務の振り分けなどについてアドバイスも寄せられました。

後半は、コモンズURA、分野URAが集まり、今後のURA事業の進め方について、いくつかのトピックを中心に議論が進められました。横尾URA(コモンズ)からは、当機構のURA活動をとりまとめる立場からの提案などが行われ、URA間で活発な議論が行われました。

次回は9月下旬開催予定です。

(池谷瑠絵)