学術情報基盤オープンフォーラムの英文版要旨公開

学術情報基盤オープンフォーラム

5月に開催した学術情報基盤オープンフォーラムの英文版要旨を公開しました。

HTML版はこちらから↓
NII Open Forum 2014 -Thinking and Crating Together, a Future of Academic Information Infrastructure- May 29 Thu.

(NII研究戦略室) 


2014年度版の科研費ハンドブックが公開されました

野水です。先日メールでご案内したように、7月17日、
2014年度版の科研費ハンドブックが公開されました↓
日本学術振興会 | 科学研究助成事業
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/


研究者用と研究機関用があります。
URAの方は「研究者用」が参考になると思います↓
科研費ハンドブック(研究者用)pdfダウンロードページ
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/data/h26/kakenHB1404.pdf

(野水 昭彦)


名古屋大学出張、URA訪問と公開講義への参加

名古屋大学公開講義2014

平成26年6月18日、名古屋大学で開かれた上出洋介先生の公開講義「アクセプトされる論文の正しい書き方」(名古屋大学太陽地球環境研究所主催)に参加し、それに合わせて名古屋大学のURAを訪問しました。

午前中に学術研究・産学官連携推進本部に所属するURAを訪ね、主に外部資金獲得に関する名古屋大学の取り組みについてお話を伺いました。極地研と違って大学の規模が桁違いに大きいため、重点的に行なう支援内容にも違いがありました。例えば、極地研では科研費の申請支援に力を入れていますが、名古屋大学では、科研費の申請数が膨大なため申請書作成支援は行わず、JST、NEDO、A-STEP、SIPなどの大型外部資金の申請支援に力を入れているとのことでした。その他に、申請書作成支援の内容、企業と研究者のマッチングをどのようにおこなっているかなど具体的な話を聞くことができ、大変参考になりました。

午後は公開講義に参加しました。「なぜ研究者は論文を書かなければならないのか?」「良い論文とは何か?」「ねつ造や改ざんなど、論文の不正とはなにか?」といったテーマのもと、学生〜若手研究者に向けて講義が進められました。講義では、日本の論文数や被引用数の低下、h-indexやg-index などの指標についても触れられており、研究者だけでなくURAの私にとっても有用な内容でした。

(礒野 靖子)


「新」若手研究者クロストーク

来たる9月25日(木)から26日(金)にかけて、
本年度の「新」若手研究者クロストークを行ないます。

運営の中心を新領域融合研究センターからURASに移し、
これまで2回の企画委員会で検討してきた結果、
従来のテーマや運営内容を大きく見直すとともに、
総研大との共催で実施することが決まりました。

今回は、参加者の意欲や満足度を上げるべく、
様々な工夫を取り入れました。

昨年同様な臨時託児所の用意はもちろん、最寄り駅からの送迎バス手配、
また、講演を聴きグループで議論するテーマを3つにして興味を広げたり、
1分自己紹介やポスター発表、
さらには日常研究活動に役立つ分科会を行なうなどの工夫が盛り沢山!

参加対象は、機構内若手研究者と総研大の学生に限定です。

<会場>湘南国際村センター
<参加受付期間>7/18(金)〜8/1(金)

詳しくは、下記のWebページをご覧ください。
新領域融合研究センター | お知らせ
H26若手クロストーク参加募集のお知らせ
http://tric.rois.ac.jp/news/

(野水 昭彦)


機構設立10周年記念シンポジウム

今年、設立10年を迎える大学共同利用機関法人は、
国立大学の改革と同じように、機能強化や変革を求められています。

そこで、原点に戻り改めて役割を再認識するとともに、
新たな時代へ向けた機構のビジョンを明示し、
全員が一丸となって、達成へ向けて突き進む必要があると考え、
シンポジウム開催に向けた検討を行なってまいりました。

本年3月7日、私は新人URAとしてURA合同会議に初参加の席上、
「”やらない”も含めて検討を!」と申し上げましたが、
以来、まさに抜本から役割を考え、議論を重ねてまいりました。

機構のこれまでとこれからの姿を内外に訴求する機会として、
機構内の相互理解、意識向上、組織一体感の向上を目指す
10周年シンポジウムが、今ようやく形になり、
開催日も、10月17日 金曜日(一橋講堂にて)と決定いたしました。

ぜひ外部からも積極的なご参加をお願い申し上げます。

(野水 昭彦)


2014年7月のリサーチコモンズWebSiteから

リサーチコモンズWebSite | rv009

今月のResearch View、まず注目してほしいのは、パンダねずみこと「ファンシーマウス」(画像右)。遺伝研では、このように珍しい柄を持つものを含めたマウスが、飼育のほか冷凍保存によっても、系統維持されています。

今回の成果は、このようなマウスの系統を使い、「生殖隔離」という生物学の王道とも言える難題に挑む、岡特任研究員の成果です。

■Research View 009
どんなしくみで「種」が分かれるのだろう。
[遺伝機能システム] 岡彩子(新領域研究センター・特任研究員)

■researchmapつながるコンテンツでは……
日本版MOOCsが立ち上がった一方、代表的なMOOCsのひとつ「couresera」では東京大学のコースが立ち上がりました*。……このようなオンライン教育の現状を踏まえ、特に高等教育への示唆を中心に土屋先生にお話をうかがいました。

つながるコンテンツ | 可能性を照らす道 4
「MOOCsが高等教育に示唆するもの。」
大学評価・学位授与機構 土屋俊 教授
*以前、researchmapつながるコンテンツにご登場いただいた五十嵐先生のコースもオープン。併せてご覧ください。(2014/08/08)

(池谷瑠絵) 


科研費説明会に参加

季節のイメージ201407

去る2014年7月3日(木)、日本学術振興会(学振、JSPS)が開催する「科学研究費助成事業実務担当者向け説明会」に、URAステーションから野水・竹ノ内(コモンズ)、礒野(極地研)、笹山(情報研)の4名が参加しました。

研究費獲得支援活動として、すでに平成26(2014)年4〜5月に「外部資金獲得強調月間」を開催しましたが、ご好評いただいたこの第二弾として、このような説明会の情報等を踏まえ、各研究所にて9〜10月説明会を行なう予定です。

(野水 昭彦)


託児室開設@NIGリトリート2014

遺伝研託児室@リトリート2014

2014年7月3日(木)、4日(金)御殿場高原時の栖にて国立遺伝学研究所「リトリート2014」が開催されました。リトリートとは日常から離れた環境で研究者同士の交流と議論を深めることを目的とした会です。では、日常から離れられない事情を抱えた研究者はどうしたらいいのでしょうか?

今回、遺伝研リサーチアドミニストレータ室では、育児中の研究者の参加支援を行いました。まず所内希望調査を行い、その調査結果を踏まえてリトリート会場に託児室を開設することを提案し、運営のお手伝いを致しました。

今回の託児室は4名の参加者、計5名のお子さんに利用していただきました。遺伝研での託児室の開設は初めてであったため、利用者への周知内容等、細かい反省点は残りましたが、大きな問題が起こることもなく、二日間を無事終えることが出来ました。(写真は、遺伝研ジュニアリトリート2014の様子)

今回初めて所内希望調査を行い、実際に託児室を開設してみてわかったことは、子育て中の研究者が直面している事情はそれぞれであり、託児所の開設によってすべての問題が解決される訳ではないということでした。

遺伝研リトリートがより多くの研究者の交流と議論の場になるよう、また、より多くの研究者が仕事と家庭生活を両立していけるように、今後も支援活動をしていきたいと考えています。

(小林百合) 


文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書類作成支援

6月中旬から7月初旬にかけて、平成27年度文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書作成支援を行ないました。所内でのURAの活動としては初めての書類作成支援です。

申請書で重要なのは、やはり研究内容について記載する部分です。候補者の研究成果をきちんとアピールすることを念頭に置きながら、専門用語の羅列で難解な文章にならないように配慮し、議論と改訂を重ねて文章を仕上げました。また、申請書の提出にあたっては、申請書類の記載方法に細かな規定がある上、論文の写しなど多くの添付書類が必要です。これらの対応には時間も手間もかかるため、研究者にはコンテンツの提供を依頼し、URAが提出のフォーマットに揃える作業をできるだけ行いました。完成した書類に不備がないかどうか、さらに所内の事務と機構本部の事務とで確認を行い、その後無事に提出しました。

今回のような書類作成支援は、研究者の研究時間の確保という面においてもURAの重要な業務の一つであると考えます。

(礒野 靖子)

第6回URA全体会議@国立情報学研究所

情報・システム研究機構URAステーション

2014(平成26)年7月1日(火)、東京・千代田区の国立情報学研究所にて、26名が参加し、第6回URA全体会議が行われました。会議に先立ち、NIIの研究所紹介や施設見学が行われ、高度IT人材を輩出するための教育プログラムTopSE(トップエスイー)の講義室で、最新の講義システムの見学が行われました。

(岡本裕子)