本部機能強化チーム

第4回URA合同ミーティングを開催

去る2014年8月28日(木)、情報・システム研究機構URAステーションスペースにおいて、平成26年度第4回URA合同ミーティングが開催されました。

現在のメンバーが揃ってから約半年、各研究所等におけるそれぞれのミッションと日々の業務を遂行していくなかで、改めてURAとは何かを自らに問い「研究力強化」というゴールへ向けて結束を固める機会として、今回は、2部から成る特別プログラムに沿って行われました。

第一部は、北川源四郎機構長による「ROISの現状と目指す方向」と題する講演、続いて城石俊彦総合企画本部長代理(遺伝研副所長)による「ROISにおける研究大学強化促進事業に対する考え方」、樋口知之総合企画本部長(統数研所長)による「これまでのURA活動へのフィードバック」をテーマとした講演が行われました。また各講演へのURAからの質問や、引き続き行われた全体討議で、議論を深めることができました。

場所を情報・システム研究機構本部に移して行われた第二部では、第一部での議論を踏まえ、事前から若手ファシリテーターを中心に準備してきたグループ討議が行われました。グループはA〜Cの3つに編成され、討議の結果はグループごとにA:本多啓介URA、B:小川洋子URA、C:横尾成子URAから発表されました。

討議から得られた理解と指針を、今後はそれぞれのURA活動に行かしてまいります。

(池谷瑠絵) 

統計数理研究所オープンハウス2014 ポスター展示による研究紹介のようす

第一部:北川源四郎機構長による講演「ROISの現状と目指す方向」
統計数理研究所オープンハウス2014 特別講演会のようす

第一部:全体討議@情報・システム研究機構URAステーションスペース
統計数理研究所オープンハウス2014 特別講演会のようす

第二部:グループ討議の様子
統計数理研究所オープンハウス2014 特別講演会のようす

第二部:グループごとの討議をまとめたスライド発表

データ中心科学に関する海外機関との意見交換

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2014年7月17~18日に北米西海岸の2大学を訪問し、データ中心科学について意見交換をしてきました。訪問したのはUniversity of Washington(ワシントン州シアトル市)とUniversity of California, Berkeley(カリフォルニア州バークレイ市)で、いずれもデータ中心科学の研究を推進していることで世界的によく知られています。

UW、UCBおよびUniversity of New Yorkの3大学は、2013年にムーア財団、スローン財団からデータ中心科学を推進する機関(Data Science Environments)として選ばれ、$38.5M/5年のファンディングを受けて研究体制の整備とプロジェクトを進めています。今回の訪問でその実態を聞くとともに、キーパーソンと知り合いになることができました。

UWのこの分野の取組はかなり早く、すでに2005年ころから学内で議論を始めていたとのことです。2008年にeScience研究所を設立して学内の活動を本格化させ、さらに今回の財団からのファンディングをもとに活動を活発化させています。この秋にはData Science Studioという、関係者が集まって作業のできる環境を設立するとのことでした。UWでは、π型研究者の「π」は2本の足がドメインの研究と情報・統計数理の研究を指すと解釈しているそうです。

UCBでは今回の財団からのファンディングに応募するため、研究担当副学長を中心とするコアチームを結成、その中には2011年ノーベル物理学賞受賞者のSaul Perlmutterも入っていました。現在Berkeley Institute for Data Science (BIDS)という組織を立ち上げ中で、約40人が勤務できるスペースを持つオフィスがこの夏に正式オープンするそうです。BIDSに勤務する研究者の多くは本籍との兼務で、給与も半々とのことでした。

いずれの大学でも、いわゆるドメイン研究者と情報・統計数理の研究者とが緊密に協力して研究を進めている様子がわかりました。背景には、どの科学分野もdata richになりつつあり、新しい研究を行うにはデータ中心科学を進めることが必要との認識が共通になっていることがあります。ムーア財団、スローン財団にもこのような認識があり、今回のファンディングに結びついていると思われます。もちろん日本では米国ほど強力な私的財団がないのでファンディングに関しては同じ構図があてはめられるわけではありません。しかし当機構が推進しているデータ中心科学リサーチコモンズ事業は、世界的に重要と認識されている方向性に沿ったものですので、今後両大学をはじめ関係する海外研究機関との情報交換、連携を進めていきたいと思っています。

(丹羽邦彦)

2014年8月のリサーチコモンズWebSiteから

リサーチコモンズWebSite | rv010

「細胞建築学」というちょっと耳慣れない名を冠しているのは、遺伝研の木村暁研究室。「スピリットはなるべく昔の人のまま、新しいツールを駆使して挑みたい」と、細胞生物学に新しい視点からアプローチします。中でも細胞質流動の研究で成果を挙げているデータ同化の手法は、他の生物系にも有効であることから「いわば布教活動のようなものにも取り組んでいます」とのこと。詳しくは、ぜひ記事をご覧ください。


■Research View 010
「建築」という視点で細胞を解明する。
[データ同化・シミュレーション支援技術] 木村暁(遺伝研・准教授)

■researchmapつながるコンテンツでは……
福井県にあるLake Suigetsuは、その湖底に、地球の地質学的年代を決める地層「年稿」を蔵する湖として、世界的にその名が知られています。2012年に続いて、4度目の掘削に取り組む立命館大学 古気候学研究センターの中川毅教授に、これから何がわかってくるのか? おききしました。

つながるコンテンツ | 可能性を照らす道 5
「水月湖から何を知ることができるか。」
立命館大学 中川毅 教授

(池谷瑠絵) 


2014年度版の科研費ハンドブックが公開されました

野水です。先日メールでご案内したように、7月17日、
2014年度版の科研費ハンドブックが公開されました↓
日本学術振興会 | 科学研究助成事業
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/


研究者用と研究機関用があります。
URAの方は「研究者用」が参考になると思います↓
科研費ハンドブック(研究者用)pdfダウンロードページ
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/data/h26/kakenHB1404.pdf

(野水 昭彦)


「新」若手研究者クロストーク

来たる9月25日(木)から26日(金)にかけて、
本年度の「新」若手研究者クロストークを行ないます。

運営の中心を新領域融合研究センターからURASに移し、
これまで2回の企画委員会で検討してきた結果、
従来のテーマや運営内容を大きく見直すとともに、
総研大との共催で実施することが決まりました。

今回は、参加者の意欲や満足度を上げるべく、
様々な工夫を取り入れました。

昨年同様な臨時託児所の用意はもちろん、最寄り駅からの送迎バス手配、
また、講演を聴きグループで議論するテーマを3つにして興味を広げたり、
1分自己紹介やポスター発表、
さらには日常研究活動に役立つ分科会を行なうなどの工夫が盛り沢山!

参加対象は、機構内若手研究者と総研大の学生に限定です。

<会場>湘南国際村センター
<参加受付期間>7/18(金)〜8/1(金)

詳しくは、下記のWebページをご覧ください。
新領域融合研究センター | お知らせ
H26若手クロストーク参加募集のお知らせ
http://tric.rois.ac.jp/news/

(野水 昭彦)


機構設立10周年記念シンポジウム

今年、設立10年を迎える大学共同利用機関法人は、
国立大学の改革と同じように、機能強化や変革を求められています。

そこで、原点に戻り改めて役割を再認識するとともに、
新たな時代へ向けた機構のビジョンを明示し、
全員が一丸となって、達成へ向けて突き進む必要があると考え、
シンポジウム開催に向けた検討を行なってまいりました。

本年3月7日、私は新人URAとしてURA合同会議に初参加の席上、
「”やらない”も含めて検討を!」と申し上げましたが、
以来、まさに抜本から役割を考え、議論を重ねてまいりました。

機構のこれまでとこれからの姿を内外に訴求する機会として、
機構内の相互理解、意識向上、組織一体感の向上を目指す
10周年シンポジウムが、今ようやく形になり、
開催日も、10月17日 金曜日(一橋講堂にて)と決定いたしました。

ぜひ外部からも積極的なご参加をお願い申し上げます。

(野水 昭彦)


2014年7月のリサーチコモンズWebSiteから

リサーチコモンズWebSite | rv009

今月のResearch View、まず注目してほしいのは、パンダねずみこと「ファンシーマウス」(画像右)。遺伝研では、このように珍しい柄を持つものを含めたマウスが、飼育のほか冷凍保存によっても、系統維持されています。

今回の成果は、このようなマウスの系統を使い、「生殖隔離」という生物学の王道とも言える難題に挑む、岡特任研究員の成果です。

■Research View 009
どんなしくみで「種」が分かれるのだろう。
[遺伝機能システム] 岡彩子(新領域研究センター・特任研究員)

■researchmapつながるコンテンツでは……
日本版MOOCsが立ち上がった一方、代表的なMOOCsのひとつ「couresera」では東京大学のコースが立ち上がりました*。……このようなオンライン教育の現状を踏まえ、特に高等教育への示唆を中心に土屋先生にお話をうかがいました。

つながるコンテンツ | 可能性を照らす道 4
「MOOCsが高等教育に示唆するもの。」
大学評価・学位授与機構 土屋俊 教授
*以前、researchmapつながるコンテンツにご登場いただいた五十嵐先生のコースもオープン。併せてご覧ください。(2014/08/08)

(池谷瑠絵) 


科研費説明会に参加

季節のイメージ201407

去る2014年7月3日(木)、日本学術振興会(学振、JSPS)が開催する「科学研究費助成事業実務担当者向け説明会」に、URAステーションから野水・竹ノ内(コモンズ)、礒野(極地研)、笹山(情報研)の4名が参加しました。

研究費獲得支援活動として、すでに平成26(2014)年4〜5月に「外部資金獲得強調月間」を開催しましたが、ご好評いただいたこの第二弾として、このような説明会の情報等を踏まえ、各研究所にて9〜10月説明会を行なう予定です。

(野水 昭彦)


第6回URA全体会議@国立情報学研究所

情報・システム研究機構URAステーション

2014(平成26)年7月1日(火)、東京・千代田区の国立情報学研究所にて、26名が参加し、第6回URA全体会議が行われました。会議に先立ち、NIIの研究所紹介や施設見学が行われ、高度IT人材を輩出するための教育プログラムTopSE(トップエスイー)の講義室で、最新の講義システムの見学が行われました。

(岡本裕子) 


URAステーションスペース開設

情報・システム研究機構URAステーション

URAステーションに所属するスペースを、機構本部の近隣に開設いたしました。約20名までの各種会議、フリーディスカッション、小さなレクチャーなどが行える会議室(ミーティングルーム)を備えています。各研究所をつなぐテレビ会議も行うことができ、URAの連携促進はもちろん、融合研究のシーズ開発、広報拠点等としても活用していく予定です。

(竹ノ内、池谷)