本部機能強化チーム

サイエンスリポートwebsite_英語版002

サイエンスリポートwebsite_英語版002

広く大学・研究機関等の研究を採り上げ、一般・マスコミの方々にご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』を海外へ向けて発信する「英語版」の公開を開始いたしました。第2回は「Does Arctic Warming Bring on Colder Winter for Japan?」。ぜひご覧ください。

■Science Report002 | Does Arctic Warming Bring on Colder Winter for Japan?
Ask an Expert: Associate Prof. Jun Inoue (National Institute of Polar Research)

(池谷瑠絵)


H29年度第1回URA合同ミーティング開催

H29年度第1回URA合同ミーティング

2017(平成29)年7月27日(木)、本年度第1回の情報・システム研究機構URA合同ミーティイングを開催しました。今回は、本年度竣工したデータサイエンス共同利用基盤施設(立川キャンパス)で初めての開催となり、1階の共同作業スペースを工夫して、28名が会しました。

本部および4研究所のURAに加え、研究所や施設でURA業務に関わる方々、URAステーション等の本部職員が出席したほか、情報・システム研究機構 津田敏隆理事(戦略企画本部長)、佐藤健教授(戦略企画本部副本部長)、藤山秋佐夫教授(データサイエンス共同利用基盤施設長・戦略企画本部副本部長)、馬場知哉特任准教授(同コーディネータ、写真)も参加しました。

今回は、まず7月1日付で着任された極地研の兒玉裕二シニアURAのご紹介からスタートしました。定例の議題である本部・各研究所の活動報告に加え、本年は研究大学強化促進事業の中間評価にあたることからこの報告も含めて、URAの活動について、さまざまな立場から活発に意見が出され、議論が交わされました。

これを受けて、藤山施設長、続いて津田理事から、限られた時間ながらも講演があり、議論を深めることができました。また馬場コーディネータからは、データサイエンス共同利用基盤施設をプロモーション活動について紹介があり、大学共同利用機関法人における研究連携および広報・コーディネーションの課題等も指摘されました。閉会後は懇親会が開かれ、いっそう親睦を深める機会となりました。

(本部機能強化チーム)

サイエンスリポート | ヒトゲノムの読み取り技術で医療が変わる?

サイエンスリポートwebsite008_ヒトゲノムの読み取り技術で医療が変わる?

広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』にて、新シリーズ「僕らはゲノムでできている」を開始しました。その第2回記事「ヒトゲノムの読み取り技術で医療が変わる?」を公開しました。ぜひご覧ください。

生物をその生物たらしめている塩基配列を、全遺伝情報すなわちゲノムという。現在、このゲノム情報の読み取りと解析に広く使われているのが「次世代シーケンサー」と呼ばれる装置だ。人類最初のヒトゲノム解読では莫大な時間と予算が投じられたが、その後シーケンサーは目覚ましい発達を遂げ、より速く、より正確に、より安くゲノムを読み取り、解析できるようになった。今や膨大な数のヒトゲノムが解読され、データベース等に登録され、そのようなビッグデータを駆使するゲノム科学が、人類の医療、健康、環境、開発、サービスなどに、いよいよ具体的に応用される段階に入っている。シーケンサーが読み取り、解析する情報は、医療をはじめとする応用分野を、これからどのように変えていくのだろうか。

またコラムでは、大学共同利用機関である国立遺伝学研究所(静岡県三島市)を中核機関として、ゲノム解析を支援する「先進ゲノム支援」の取り組みを紹介。文部科学省科学研究費助成事業の新学術領域研究『学術研究支援基盤形成』先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム「先進ゲノム支援」は、「科研費」に採択された研究を対象に、最先端のゲノム解析及び情報解析技術を提供する研究事業。

■Science Report008「僕らはゲノムでできている」
サイエンスリポートwebsite | ヒトゲノムの読み取り技術で医療が変わる?

答える人:鈴木 穣(東京大学)
東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授。25年以上にわたりトランスクリプトームに注目した研究を展開。ヒトゲノムの変異がどのようにがん、免疫、神経疾患等の表現型を示すのか、システムレベルでの解明に取り組む。

(池谷瑠絵)


I-URIC連携企画 広報力UPセミナー開催

I-URIC連携企画 広報力UPセミナー開催

学術広報においては、日本の研究成果や研究所・大学等の取り組みを”効果的に”海外へ発信するノウハウが、ますます求められている。そこで「本当に効果がある英語発信のノウハウ —英語コンテンツ記事への取り組み事例からー」をテーマに、米国で地方紙の記者として活躍されてきた講演者に、米国におけるコミュニケーションの実態をご紹介いただき、学術広報の目標を考えるセミナーを企画・開催した。他機構3名を含む16名にご参加をいただき、講演後の質疑応答も含めて活発な催しとなった。

□開催概要
主催:I-URIC連携 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
日時:2017年6月23日(金)14:00〜16:30
場所:情報・システム研究機構URAステーション会議室(東京都港区)

講演者の佐藤広子氏は、慶應義塾大学英米文学科卒、米国ノースイースタン大にてジャーナリズム修士取得後、アメリカ地方新聞ジャーナリストとして17年(1999-2016)のキャリアを持つベテラン記者。現在米国ボストンを拠点として、日本向け海外広報サービスを提供するTHE PITCH ROOM, LLC代表を務める。

冒頭は、広報理事 樋口知之 統計数理研究所所長より、現在の学術における海外発信の課題、この課題への取り組み方のヒントに関わるご挨拶をいただいた後、当機構の海外発信の取り組みである「サイエンスリポートWebSite 英語版」について、担当より紹介と説明を行った。

講演では、佐藤氏の実経験に基づいて、アメリカにおける地方紙の現状、SNSをはじめとするメディア環境の変化と旧メディアへの影響、記者へのアプローチのしかた、ライティングのポイントなどについてお話しいただいた。前半のメディアの概況・変化の部分では日本語、後半の事例紹介等は英語で講演いただき、日本語による明確な全体像把握と併せて、具体的な事例では米国と日本との違いをリアルに感じていただける構成とした。

講演後の質疑応答では、ライティングの注意点等についての具体的なものが多く寄せられた。アンケートでも、「具体的にaudienceにreachするか」「いかに記者が読者の心をつかむか」といった課題への示唆や、「伝統的なスキル(取材・ライティング)と新しいスキル(SNS、時代への対応)の両方が必要」であることを認識したなどの回答があった。

(池谷瑠絵)

サイエンスリポート | ゲノム新シリーズ、微生物のゲノムから何がわかる?

サイエンスリポートwebsite007_ゲノム新シリーズ、微生物のゲノムから何がわかる?

広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』にて、新シリーズ「僕らはゲノムでできている。」を開始しました。その第1回記事「微生物のゲノムから何がわかる?」を公開しました。ぜひご覧ください。

2003年のヒトゲノム解読で力を発揮した米国の生物学者クレイグ・ベンターの次の狙いは、海洋細菌群だった。翌2004年、航海から戻った彼は120万個もの新規遺伝子を発表して、世界を驚かせた。このように微生物のゲノム解析を通じて、その微生物が棲む環境についての情報を一挙に得る方法を「メタゲノム解析」という。微生物を実験室で培養する従来法と違って、採取してきた微生物群をそのまま読み込んでゲノム配列を決めるのが、大きな特徴だ。地球環境やヒトの体内環境は多くの微生物によって維持されているため、これら微生物群の把握には医療、創薬、環境、農業、建築など幅広い応用への期待がかかる。ゲノムを読む「次世代シーケンサー」の急速な発達を背景に発展しつつあるメタゲノミクス──そこから今、何を知ることができるのだろうか。

またコラムでは、ゲノム解析の学術連携を推進する、国立遺伝学研究所の「先端ゲノミクス推進センター」──設立以来、他の研究機関と連携した共同研究の推進、大学等からの要請により大規模シーケンシングや情報解析を実施している──を紹介。

■Science Report007「僕らはゲノムでできている」
サイエンスリポートwebsite | 微生物のゲノムから何がわかる?

答える人:黒川 顕(国立遺伝学研究所)
国立遺伝学研究所教授、先端ゲノミクス推進センター センター長。2014年より新学術領域「冥王代生命学の創成」領域代表者。2004年、日本で初めての本格的なメタゲノム解析に着手し、日本人13人の腸内細菌群のメタゲノム解析結果を公開。

(池谷瑠絵)


サイエンスリポートwebsite_英語版公開開始

サイエンスリポートwebsite001e_Getting Ahead of Climate Change

広く大学・研究機関等の研究を採り上げ、一般・マスコミの方々にご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』を海外へ向けて発信する「英語版」の公開を開始いたしました。第1回は「Getting Ahead of Climate Change」。ぜひご覧ください。

■Science Report001 | Getting Ahead of Climate Change
Ask an Expert: Takashi Yamanouchi, professor emeritus at the National Institute of Polar Research

(池谷瑠絵)


サイエンスリポート | 北極と日本って、どんな関係?

サイエンスリポートwebsite006_北極と日本って、どんな関係?

広く大学・研究機関等の研究を採り上げ、一般・マスコミの方々にご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』にて第6回の記事「北極と日本って、どんな関係?」を公開しました。「北極を知って地球を知る。」シリーズ最終回です。ぜひご覧ください。

遠い極寒の地にある北極が、近年、日本に近い存在になりつつある。これには2013年「北極担当大使」が任命され、同年「北極評議会」のオブザーバー国となり、また2015年には初の包括的な「我が国の北極政策」が決定されて、北極研究・観測や国際協力を具体的に推進することになったという一連の背景がある。国際社会が北極圏に注目していく動きのなかで、日本には特に、研究成果によって科学的事実を示すことへの期待がかかっているという。自然科学の知見とデータを社会のニーズにどうつなげていくか──科学者の挑戦が続く。

■Science Report006
サイエンスリポートwebsite | 北極と日本って、どんな関係?

答える人:榎本浩之(国立極地研究所)
国立極地研究所教授。北海道大学卒、スイス連邦工科大で海氷と気候の研究で博士号取得。北見工業大学教授を経て、2011年より現職。また現在、同国際北極環境研究センター センター長。

(池谷瑠絵)


データサイエンスの広がりをテーマにシンポジウムを開催

情報・システム研究機構は、去る2月20日、「分野を超えたデータサイエンスの広がり~自然科学から人文社会科学まで~」と題したシンポジウムを、東京大学伊藤謝恩ホールで開催した。大学や企業の研究者など約270名が参加し、一部で立ち見が出るなどの盛況ぶりであった。

当機構は「現代社会が直面する複雑な対象を情報とシステムの観点から捉える」という理念を掲げ、いち早く、データサイエンスの重要性を主張し実践してきた。本年のシンポジウムでは、国立大学、大学共同利用機関法人、企業から講演者を招くとともに、本年度開設したデータサイエンス共同利用基盤施設を紹介する講演を行った。また、併設のポスター会場では、データサイエンス共同利用基盤施設および機構の4研究所がその具体的な活動を紹介するポスター展示を行った。

プログラムはまず、北川源四郎機構長による機構のこれまでの歩みの紹介、続く3名の招待講演では、大学におけるデータサイエンスに関する教育分野も含めた取り組み、データの所有権やオープンデータ化に向けた課題、日本が生き残るために人材育成の上でやらねばならないこと等、種々の提言などが示され、いずれも会場から大きな反響があった。参加者からも、講演資料の公開を強く要望されており、近々ホームページに公開する予定である。

施設の具体的活動については、新施設のセンター長らからの発表に加え、南極昭和基地からの中継もあり、現地のデータ観測の様子などが伝えられた。また、データサイエンスの推進に必要な人材育成についての講演や、藤井理事から「機構の新時代に向けて」と題した講演なども行われた。

本シンポジウムは、機構のデータサイエンス共同利用基盤施設および4研究所の代表者からなるSteering Committeeの協力を得、企画立案から実施まで、URAが中心になって取り組んできた。

当日の講演資料のダウンロード、講演動画の視聴は以下から可能です↓
http://www.rois.ac.jp/sympo/2016/index.html

機構シンポジウム講演集「データサイエンスの推進について」
ダウンロードは以下から可能です↓
https://ds.rois.ac.jp/center0/

(根岸、野水)

情報・システム研究機構シンポジウム2016

南極昭和基地からデータ観測の様子などを中継
情報・システム研究機構シンポジウム2016

北川源四郎機構長

ROIS女性躍進プログラム 国際ワークショップを開催

情報・システム研究機構_世界の男女共同参画推進の新しい潮流ワークショップ

平成29年2月1日、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構は、女性研究者活動支援室の主催により、「世界の男女共同参画推進の新しい潮流(Future trend for women’s participation in the STEM research)」国際ワークショップを英語により開催した。北川機構長、桂理事(男女共同参画推進担当)、藤井理事、4研究所の所長・副所長、自然科学研究機構より小森彰夫機構長、山本正幸基礎生物学研究所長(男女共同参画推進委員長)、小泉周研究力強化推進本部特任教授(男女共同参画推進委員)、人間文化研究機構より小長谷有紀理事(男女共同参画推進担当)の計24名が参加した。

前半は、米国国立科学財団(NSF)副局長Kellina Craig-Henderson博士、英国ポルシャ社専務取締役Elizabeth Pollitzer博士から、米国と欧州の科学技術(Science, Technology, Engineering and Mathematics, STEM)研究における男女共同参画推進の意義と現状、将来の方向性についてそれぞれ最新のデータや研究成果に基づいてご講演いただいた。後半はパネルディスカッションにより、終了予定時刻を超過するほど活発な質疑応答が行われた。男女共同参画推進に長年取り組んできた講師である2名の博士はこの場が初対面であったにもかかわらず、互いのコメントに誘発されてさらに議論が深まる相乗効果が生まれたことから、参加者にとっては研究機関における男女共同参画をどのように推進するべきかとともに、科学とイノベーションを推進するために男女の性差に着目することが有用であるかという観点にも気づきを得るまたとない機会となった。

中村淑子(女性研究者活動支援室)

H28年度第4回URA合同ミーティング開催

H28年度第4回URA合同ミーティング

2016(平成28)年11月30日(水)、本部URA、ならびに国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所の4研究所の分野URA合同で、本年度第4回目のURA合同ミーティング@情報研を行いました。

プログラムの前半は、各研究所からの活動報告を元に、本部の丹羽・野水シニアURAが中心となって、研究力強化促進事業の全体方針の確認、現況の情報共有などについて議論を進めました。また冒頭で今回ホスト役の国立情報学研究所(NII)の挨拶に立たれた本位田NII副所長が、引き続きこの議論に加わられました(写真手前)。

また後半では、次年度が事業の中間評価へ向けたとりまとめの年度にあたることから、事業当初の計画・目標に照らして、各研究所におけるURAのさまざまな活動がどのような関連を持って位置づけられるのかという観点からも検討が行われました。

極地研はイベント(極域科学シンポジウム)を直前に控え、準備のためテレビ会議での参加(写真奥の画面)となりましたが、シニアURAを中心に活発な議論が交わされました。

(本部機能強化チーム)