本部機能強化チーム

【ROIS戦略プログラム】 未来投資型プロジェクト2019の 公募を開始しました!

未来

【ROIS戦略プログラム】
未来投資型プロジェクト2019の
公募を開始しました!


未来投資型プロジェクトは情報・システム研究機構が戦略プログラムの
ひとつとして第3期中期(2016~2021年度)の初年度から開始し、機構URAが企画・運営支援を行ってきたものです。2018年度から応募資格を
機構外にも対象拡大し、2019年度も昨年度同様に募集を開始しました。
(5月末日〆切)
ここでは次のような新規プロジェクトを募集します。

情報・システム研究機構の共同利用・共同研究に資する
将来有望な新規学術研究分野の開拓

申請にあたり、予算管理を行う機構内研究者との事前打合せ等が必要となります。新規プロジェクトの提案を希望される方は、最新の募集要項をご確認の上、ご準備をお願いいたします。
(今回の募集要項はこちら)

URAの活動のウェブページを更新しました

・情報・システム研究機構のURA
・URAの組織
・研究力強化へ向けて
・IRの推進
・産学連携

2019年2月6日(水)、第1回 IRセミナーを実施しました

Clarivate Analytics社にご協力を頂き、2月6日に、第1回 IRセミナーを実施しました。
当日の参加は、初心者・初級者の方が半数を占め、Institutional Research(IR)への関心の高さが感じられました。
指標の定義やデータベースの特徴を知ることが今後に繋がるという考えから、基礎的なことを丁寧に解説するカリキュラムとしたため、参加者からは、「丁寧な内容で理解が進んだ。おもしろかった。」というご意見が大半でした。
IR活動の浸透を進め、大学共同利用機関法人として、機能強化の取組みにIRを活かしてまいります。

内容:
A:InCItesBenchmarking, WoSの基本的使い方(CA社講師)
1.論文による研究分析の必要性とデータの活用 なぜ研究分析が必要なのか?
論文情報から何がわかるのか?
2.機関別分析 世界水準と自機関との研究力をどうはかるか?
機関別分析の方法は?
3.トレーニングビデオ・活用例のお知らせ、活用事例紹介
B:活用事例紹介/ROISの研究力分析(IR推進室室長)




IRセミナー


(IR推進室)

国際戦略アドバイザーを招へいしました

平成30年10月6日から14日にかけて、情報・システム研究機構は、米国ジョージア工科大学のCalton Pu(カールトン・プー)教授を、国際戦略アドバイザーとして招へいし、国際的な観点から機構の研究活動や運営についての提言を受けました。特に機構の研究戦略や共同利用・共同研究戦略の実施状況を中心に説明を行い、平成28年度に設置した機構の戦略企画本部の活動状況についても意見を伺いました。

1週間余の日程の中で、Pu教授は機構の4研究所・1施設すべてを訪問し、最先端の研究設備等を見学、研究現場の専門家から説明を受け、また本部において執行部と活発な議論を行いました。当機構は、グローバルな観点からの提言をもとに、今後の機構の研究推進体制の改善に向けた検討を行っていきます。

集合写真

大学共同利用機関シンポジウム2017で当機構の活動を紹介

大学共同利用機関シンポジウム2017

2017年10月8日、アキバ・スクエア(千代田区)にて、「大学共同利用機関シンポジウム2017(大学共同利用機関協議会・大学共同利用機関法人機構長会議主催)」が開催された。天候には恵まれたものの、三連休の中日とあって人出があまり期待できないなか、627名にご来場・ご観覧いただくことができた。

当機構は、昨年度に引き続きビッグデータ時代における学術データ基盤の共同利用・共同研究について、データサイエンス共同利用基盤施設(DS)を中心に、人文学データの元となる古典籍など、研究成果に関わる具体的な展示物を用いて紹介したり、北極研究やゲノミクスをテーマとした「サイエンスリポートWebSite」の動画展示などを行った。また昨年同様、所属の4研究所と一体感ある展示を展開した。講演ではDSの門倉昭 極域環境データサイエンスセンター長が、当機構の紹介のほか、南極・北極データをテーマにデータサイエンスを紹介した。

極地研の講演は南極からの中継で、昭和基地の田邊優貴子助教が登壇し、会場の質問等に答えるなど、会場をもり立てたほか、情報研の公式キャラクター「情報犬ビットくん」がご来場者と握手を交わすなど、さまざまな手段を駆使して、広く大学共同利用機関の取り組みを紹介した。

大学共同利用機関シンポジウム2017

演壇に立つデータサイエンス共同利用基盤施設 門倉昭 極域環境データサイエンスセンター長

大学共同利用機関シンポジウム2017

人文学オープンデータセンターの研究成果に関わる展示物の様子

(本部機能強化チーム)

サイエンスリポート011 | 植物ゲノムは暮らしのどこに役に立つ?

サイエンスリポートwebsite011_植物ゲノムは暮らしのどこに役に立つ?

広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』第2シリーズ「僕らはゲノムでできている」の第4回記事「生物学とデータベースの関係は?」を公開しました。ぜひご覧ください。

地球上の多様な生命活動の中で食物連鎖のてっぺんにいるのがヒトとすれば、植物は底辺を担う。しかも植物には光合成という重要な働きがあり、植物なしには、その上にいる動物もみんな生き延びることができない。光合成過程で重要な役割を担っているのが、シアノバクテリア(ラン藻)である。生物や地球環境の進を考える上でも重要なこの生物は、1996年、世界で4番目に全ゲノムが明らかにされた。解読に成功したのは、日本の研究所──公益財団法人かずさDNA研究所である。千葉県にあるこの研究所は、特に植物ゲノムの研究やデータベースで知られ、シアノバクテリア解読以降も研究機関・大学との共同研究や産学連携によりシロイヌナズナ、トマト、ハクサイ、ユーカリ、食用イチゴ、カーネーション、ダイコン、サツマイモ、ソバ、ラッカセイ祖先種、イチジク、サクランボ「佐藤錦」等のゲノム解読を次々に共同発表してきた。野菜や果物が多く含まれていることからもわかるように、植物のゲノムは農業や食物を通じて私たちの生活に直接関わるほか、地球温暖化による環境変化に適応するためにも欠かすことができない。今回は、そんな植物ゲノムの世界をのぞいてみることにしよう。

またコラムでは、植物約2,50万種を検索できる「ナショナルバイオリソースプロジェクト」を紹介。シロイヌナズナ、イネ、コムギ、オオムギ、広義キク属、アサガオ、ミヤコグサ・ダイズ、トマト、藻類等。その例として、国立遺伝学研究所が代表機関を務めるイネ(稲)データベース:Oryzabaseへのリンクを設置。

■Science Report011「僕らはゲノムでできている」
サイエンスリポートwebsite | 植物ゲノムは暮らしのどこに役に立つ?

答える人:田畑哲之(かずさDNA研究所)
かずさDNA研究所所長。1996年のシアノバクテリア(ラン藻)ゲノム解読では、中心的役割を果たした。1997年東京テクノフォーラム21ゴールドメダル賞、2001年日本植物生理学会特別賞、同年Kumho Science International Award等を受賞。略歴はこちら。

(池谷瑠絵)


サイエンスリポート010 | 生物学とデータベースの関係は?

サイエンスリポートwebsite010_生物学とデータベースの関係は?

広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』第2シリーズ「僕らはゲノムでできている」の第4回記事「生物学とデータベースの関係は?」を公開しました。ぜひご覧ください。

実験や観察で得られた個々ばらばらなデータを統合して、みんなで使えるようにする、というのは科学者の大きな夢のひとつだろう。学術のビッグデータが公開され、研究コミュニティが自由に利用できると、科学の発展が加速する。そこで学術データを標準化し、統合化しようとする動きが、世界的に進められている。そのためにはまずデータが公開される必要があるが、学術データのオープン化は、世界的にも特にヒトゲノムの公開で加速してきた経緯がある。生物の圧倒的に多様な世界を統合するために、実際にどんなふうにデータが収集・整理され、どう役立てられているのだろうか。21世紀の生物学とデータベースの切っても切れない関係をのぞいてみよう。

またコラムでは、10周年を迎えた「BioHackathon 2017」を紹介。2017年9月9〜10日、JSTサイエンスプラザ(東京都千代田区)にてシンポジウムを、11〜16日ホテル大観(岩手県)にて合宿形式の会議を開催する。

■Science Report010「僕らはゲノムでできている」
サイエンスリポートwebsite | 生物学とデータベースの関係は?

答える人:五斗 進、片山俊明(ライフサイエンス統合データベースセンター)
(五斗 進)情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)教授。大量のゲノム情報を整理して解析する「バイオインフォマティクス」を専門とする。(片山俊明)同、特任助教。今年10年目を迎えるライフサイエンスデータの標準化に関わる合宿形式の国際会議「BioHackathon」を担う。

(池谷瑠絵)


サイエンスリポート009 | ゲノムはどんな意味を持つのだろう?

サイエンスリポートwebsite009_ゲノムはどんな意味を持つのだろう?

広く大学・研究機関等の研究をご紹介する『サイエンスリポートWebSite 』第2シリーズ「僕らはゲノムでできている」の第3回記事「ゲノムはどんな意味を持つのだろう?」を公開しました。ぜひご覧ください。

人間ひとりひとりや多種多様な生物種のゲノムが、ますます高速かつ大量に読み取られ、公開される時代になってきた。ゲノムはまさに生命科学のビッグデータであると同時に、ゲノムが決まるということは、人間個人や生物種を識別できることを意味する。ヒトとチンパンジーの塩基配列の違いがたった1.23%であるとか、これまでの進化の系統樹が書き替えられるといった新しい知見は、まさにゲノム解析の賜物と言えるだろう。ゲノムによってさまざまな科学的仮説が検証できることから、ゲノムそのものを対象としない研究においても、ますますゲノム解析が要請されるようになっている。──ゲノム解析が必要な研究は、どう進められているのだろうか。

またコラムでは、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)などが取り組む「ナショナルバイオリソースプロジェクト」のナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)情報公開サイトを紹介。NBRPのリソースを利用した研究論文は、現在およそ2万8,000本にも及ぶ。

■Science Report009「僕らはゲノムでできている」
サイエンスリポートwebsite | ゲノムはどんな意味を持つのだろう?

答える人:小原雄治特任教授(国立遺伝学研究所)
国立遺伝学研究所 特任教授、ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)センター長、新学術領域研究「先進ゲノム支援」研究支援代表者。研究の発展には、これらのデータの収集・共有が必須であることから、統合データベースの構築・整備に注力する。

(池谷瑠絵)