国立極地研究所

RA協議会第3回年次大会に参加

リサーチ・アドミニストレーター協議会(RA協議会)第3回年次大会が2017年8月29日(火)〜30日(水)に、徳島県のあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で開催されました。今回の参加者数は559名で、25の大学セッション、9の企業セッションの他、ポスター発表、口頭発表、企業のブース展示等が行われました。

当機構からは10名が参加し、URAの人的ネットワークの深化・拡大をはかるとともに情報収集に当たりました。前日の8月28日には運営委員会が開催され、当機構から丹羽シニアURAが参加しました。また、今年度は今井シニアURAが実行委員を務めて運営企画に携わり、プログラムの検討から事前会場の準備まで尽力しました。

1日目のオープニングにあたる関係省庁講演で、文部科学省から「平成27年度 大学等における産学連携等実施状況について」の講演があり、その中で民間企業との共同研究のデータが示されました。当機構は、1件当たりの研究費受入額で第30位、 企業からの受託研究でも1件当たりの研究費受入額で第26位と、いずれも大学共同利用機関法人で唯一30位以内にランクインしていました。 講演ではその他、産学連携というテーマに関連して、URAに対する企業と大学、大学間、研究者間といったインターフェースや橋渡し機能への期待が強調されていました。またポスター発表では、国立遺伝学研究所の来栖URAらが『大学への貢献を可視化:共同利用・共同研究の改善に向けた取り組み』を発表し、多方面の大学関係者と大学共同利用機関のミッションについて活発な意見交換を行いました。

2日目のスキルプログラム専門委員会の教育セッション「プレアワード」では、JSTのCREST領域運営アドバイザーでもある野水シニアURAが講師を務め、科研費改革やJST担当時代の裏話から現状まで含めた講演を行い、好評を博していました。また国立極地研究所の礒野URAは、『大学共同利用機関における研究力強化への取り組み 〜3年間の成果とURAの貢献〜』と題する口頭発表を行い、URAをはじめとする聴講者等が熱心に耳を傾けていました。なお全体プログラムを通じ、産学連携に関連してオープンイノベーション、契約などの新しいトピックが盛況であったことも印象的な大会となりました。

(本部機能強化チーム)

H29年度第1回URA合同ミーティング開催

H29年度第1回URA合同ミーティング

2017(平成29)年7月27日(木)、本年度第1回の情報・システム研究機構URA合同ミーティイングを開催しました。今回は、本年度竣工したデータサイエンス共同利用基盤施設(立川キャンパス)で初めての開催となり、1階の共同作業スペースを工夫して、28名が会しました。

本部および4研究所のURAに加え、研究所や施設でURA業務に関わる方々、URAステーション等の本部職員が出席したほか、情報・システム研究機構 津田敏隆理事(戦略企画本部長)、佐藤健教授(戦略企画本部副本部長)、藤山秋佐夫教授(データサイエンス共同利用基盤施設長・戦略企画本部副本部長)、馬場知哉特任准教授(同コーディネータ、写真)も参加しました。

今回は、まず7月1日付で着任された極地研の兒玉裕二シニアURAのご紹介からスタートしました。定例の議題である本部・各研究所の活動報告に加え、本年は研究大学強化促進事業の中間評価にあたることからこの報告も含めて、URAの活動について、さまざまな立場から活発に意見が出され、議論が交わされました。

これを受けて、藤山施設長、続いて津田理事から、限られた時間ながらも講演があり、議論を深めることができました。また馬場コーディネータからは、データサイエンス共同利用基盤施設をプロモーション活動について紹介があり、大学共同利用機関法人における研究連携および広報・コーディネーションの課題等も指摘されました。閉会後は懇親会が開かれ、いっそう親睦を深める機会となりました。

(本部機能強化チーム)

H28年度第4回URA合同ミーティング開催

H28年度第4回URA合同ミーティング

2016(平成28)年11月30日(水)、本部URA、ならびに国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所の4研究所の分野URA合同で、本年度第4回目のURA合同ミーティング@情報研を行いました。

プログラムの前半は、各研究所からの活動報告を元に、本部の丹羽・野水シニアURAが中心となって、研究力強化促進事業の全体方針の確認、現況の情報共有などについて議論を進めました。また冒頭で今回ホスト役の国立情報学研究所(NII)の挨拶に立たれた本位田NII副所長が、引き続きこの議論に加わられました(写真手前)。

また後半では、次年度が事業の中間評価へ向けたとりまとめの年度にあたることから、事業当初の計画・目標に照らして、各研究所におけるURAのさまざまな活動がどのような関連を持って位置づけられるのかという観点からも検討が行われました。

極地研はイベント(極域科学シンポジウム)を直前に控え、準備のためテレビ会議での参加(写真奥の画面)となりましたが、シニアURAを中心に活発な議論が交わされました。

(本部機能強化チーム)

H28年度第3回URA合同ミーティング開催

2016(平成28)年9月28日(水)、国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所の4研究所の分野URAおよび情報・システム研究機構所属の本部URA合同で、本年度第3回目のURA合同ミーティング@極地研を開催しました。

プログラムの前半は、先月、機構のURAメンバーが参加したRA協議会年次大会を振り返る報告会です。機構では、あらかじめ、すべてのセッションにメンバーの誰かが参加するよう準備しており、この参加者がレポートをまとめて、ミーティング当日には、レポートを元にそれぞれ手短に各セッションを報告しました。会場からの質問・回答のやりとりのほか、特に機構における今後のURAの活動にいかに活かすかについて、より具体的な議論が行われました。

後半は、丹羽シニアURAより、研究大学強化促進事業の中間評価に向けた対応状況の説明があり、引き続いて意見交換などが行われました。この後、予定以外の話題や、日々のURA活動で生じた事例の報告などを情報共有し、もりだくさんの議題でしたが、有意義な会合となりました。

(本部機能強化チーム)

情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

今回は、東京・立川にある国立極地研究所で開催されました。テレビ会議システムを利用して、三島・遺伝研からも参加しました。

情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

冒頭で、9月から着任した浜田ひろか特任研究員を紹介する、統数研本多啓介URA。浜田さんは、今後、本多URAのプロジェクトを中心に、統数研URAステーションと密に連携して活動します。
情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

極地研の礒野靖子URAの司会で進行しました。また末吉哲雄URAほか極地研の他のメンバーの協力もあって、時間通りに進行できました。

RA協議会第2回年次大会参加について

2016年9月1日(木)〜2日(金)の2日間にわたり、「URAシステムの高度化による科学技術イノベーションへの貢献」をテーマに、リサーチ・アドミニストレーター(RA)協議会第2回年次大会が開催されました(幹事機関:福井大学URAオフィス)。会場である福井県県民ホール・福井市地域交流プラザには、URA業務従事者、大学などの執行部、URAに関心のある方など約530人が参集しました。これは昨年開催された第1回年次大会に比べて約100名の増加であり、本協議会の発展が感じられました。

本大会では、多様な専門人材との協働によるリサーチ・アドミニストレーションシステム(URAシステム)の高度化を図り、大学等の重要な使命とされる”科学技術イノベーションへの貢献”を目指して、発表と議論が行われました。開催初日はまず坂本修一氏(文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課長)、飯村亜紀子氏(経済産業省産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課 大学連携推進室長)、松澤孝明氏(文部科学省科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ 統括上席研究官)をお招きした関係省庁講演からスタートしました。メインとなる専門人材のスキルアップ、組織体制強化、各種活動内容の充実等をテーマにした大学セッションやポスター発表等に加え、8つの企業等セッションも開催されました。

情報・システム研究機構では組織会員として運営委員会に参加したほか、本大会における2つのセッションを担当しました。1日目には統数研本多啓介URAによる『統数研 H.28共同利用重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」中間報告』が行われました。本多URAによる学術文献データ解析に関わる本研究開発の概要説明に続いて、重点型研究に採択されたプロジェクトのうち3大学の講演者が登壇し、各々の進捗を報告しました。 2日目には『IR・研究力評価について』と題して、情報・システム研究機構 野水昭彦シニアURA、横浜国立大学 矢吹命大特任教員(講師)/URAによるセッションが設けられました。2名のオーガナイザーからそれぞれIRの定義に関わる話題提供や、横浜国立大学における解析の取り組みと解析の際の注意点などの問題提起行われ、さらに遺伝研 来栖光彦URAからの報告、電気通信大学 森倉晋特任教授/URAによる大学における事例紹介等が行われました。このあと会場との質疑応答の時間が設けられ、特にURA新任者等から寄せられた質問などをきっかけに、IRのあるべき姿についての議論が交わされました。

本機構URAはこの成果を持ち帰り、今月のURA合同会議での報告・議論を通じて実践に活かしていく予定です。盛況に閉会した本大会は、次回、2017年8月に徳島大学での開催が予定されています。

リサーチ・アドミニストレーター協議会(RA協議会):
http://www.rman.jp/

RA協議会年次大会2016 | トップページ:
http://www.rman.jp/meetings2016/

RA協議会年次大会2016 | パンフレット:
http://www.rman.jp/meetings2016/leaflet.pdf

(丹羽邦彦・池谷瑠絵)

RA協議会年次大会2016統数研

セッションオーガナイザー:本多啓介URA
『統数研 H.28共同利用重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」中間報告』
RA協議会年次大会2016IR

セッションオーガナイザー:情報・システム研究機構野水昭彦シニアURA、横浜国立大学矢吹命大URA/特任教員
『IR・研究力評価について』

科研費応募支援、今年度も大詰めを迎えました!

極地研磯野report

以前の記事で平成27年度前半の科研費応募支援を紹介しましたが、支援も大詰めを迎えました。今年度後半には、新しい取り組みとして9月15日(火)と10月3日(土)に「科研費、書ける日っ!調書執筆ワークショップ」を開催しました。このワークショップは「なかなか調書を書く時間が取れない」という教員の声を受けて企画したもので、調書を書くためのまとまった時間を確保することと、自身の申請課題について名誉教授や副所長、URAや他の研究者と意見交換することを目的としています。

開催日時の調整が遅れて、学会期間中となったり、土曜日となってしまったためか、参加者数自体は5名と多くはありませんでしたが、申請課題の紹介と意見交換では一人30分以上の十分な時間をとって議論をすることができました。また、名誉教授からは審査経験を踏まえた審査時のポイントを聞くことができ、参加した研究者は熱心にメモを取りながら次々に質問を投げかけていました。

10月からはいよいよ調書の査読です。昨年と同様、一つの調書につきURA1名と所長・副所長・名誉教授等1名の計2名体制で査読を行ないました。査読は11月上旬の締め切りぎりぎりまで続き、多い日は4、5件の調書に目を通すこともありました。今年度の極地研からの申請数は昨年度の60件を上回る63件となり、URAの査読数は52件にものぼっています。

一年を通じて様々な形で支援をしているとそれぞれの申請課題に思い入れがあり、一つでも多く採択されてほしいと思うのですが、さてー。来年4月の結果が待たれます。

(礒野靖子)

極地研定例研究談話会でURAを紹介!

極地研磯野report

国立極地研究所では、隔週水曜日の11:00〜12:15に「極地研定例研究談話会」を開催しています。談話会は4名の幹事(各基盤研究グループから1名ずつ)が取り仕切っており、毎回2名の研究者が自身の研究紹介や最新の研究成果、研究の将来計画などを発表します。また、極地研に新しく着任した教員や特任研究員が自己紹介とこれまでの研究紹介を行ったり、南極観測隊が3月末に帰国した後には越冬隊長や総隊長が観測隊の報告を行うこともあります。ある日の談話会終了後、幹事から「URAの紹介をしてみませんか?」と打診があり、発表を引き受けることになりました。

談話会は研究者だけでなく職員も大学院生も参加しているため、なによりわかりやすく話をしなければなりません。私の発表は「リサーチ・アドミニストレーター(URA)という職業を知っていますか?」というタイトルで、導入では、リサーチ・アドミニストレーター(以下、URA)はどういう人材なのか、URAは大学等にいつ導入され、どのようにシステム整備が進んだのか(リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備、研究大学強化促進事業の紹介)を説明しました。続けてさらに具体的に、URAの業務内容や、情報・システム研究機構内でのURAの体制、研究大学強化促進事業の選定指標や数値目標等を説明し、それらに基づいた極地研でのURAの活動を紹介しました。

発表当日は、所長をはじめ、教員や特任研究員、学生、事務職員など40名近くの参加があり、我々URAの活動を知ってもらう良い機会となりました。

(礒野靖子)

researchmap講習会を開催

統数研_researchmap講習会

2015(平成27)年10月6日(火)、統計数理研究所・URAステーションおよび国立極地研究所・研究戦略企画室が共同で、researchmap講習会を開催しました。

researchmapは、日本の研究者総覧データベースとして、現在約24万人の研究者情報を収録しているサービスです。今回の講習会開催のきっかけは、所内研究者からresearchmapの使用法に関して、まだよく分からない、という声が挙がったことでした。これを受け、両研究所のURAは協力して講習会を企画し、立川地区の研究者等に現状のresearchmapの操作に「慣れて」 いただくことを目的に、実際の使用場面で生まれる具体的な質問(利用者の生の声)を、講師に投げかけ可能な機会としました。

当日は、researchmap運営主体の科学技術振興機構(JST)より白石淳子様(知識基盤情報部・主査)を講師にお迎えし、ご講演の後半では、統数研および極地研の研究者から事前に寄せられた質問への回答・アドバイス等を交えてお話いただきました。また、本講習会には、統数研、極地研の他に、情報・システム研究機構 立川キャンパス近隣の人間文化研究機構 国立国語研究所および国文学研究資料館の計4機関から、研究者やURA、技術職員、補佐員等、計44名が参加しました。

次々と手が挙がった質疑応答の様子からは、各々のresearchmapへの関心度・注目度の高さが感じられ、参加者からは好評の言葉をいただくことが出来、大変有意義な会となりました。

(小川洋子)

国立極地研究所一般公開の開催と情報ひろば巡回展示

2015年8月8日、国立極地研究所一般公開「極地研探検2015」が開催されました。毎年好評の5つの探検ツアーの他、南極昭和基地との生中継!ライブトークや各基盤研究グループによるサイエンスカフェや体験型プログラム、展示など、さまざまな企画が行なわれ、約2,000名もの方が来場されました。一般公開は、全所を挙げての一大イベントで、教職員全員に担当が割り振られます。URA2名は国際北極環境センターの展示と総合案内をそれぞれ担当し、一日中来場者との交流を楽しみました。

また、一般公開に合わせて情報ひろばの巡回展示を行ないました。文部科学省旧庁舎での情報ひろば企画展示は7月末に終了しましたが、その後、各研究所の一般公開等に合わせて同様のコンテンツを巡回展示する予定になっており、その第一弾でした。極地研のスペースはすべて一般公開に使用していたため、正面玄関横の統計数理研究所のスペースを拝借して展示し、一般公開の来場者にご覧いただきました。

(礒野靖子)

国立極地研究所一般公開2015 | 生中継!ライブトーク

国立極地研究所一般公開の目玉のひとつ、極地を生中継で結んだライブトークの会場から。
国立極地研究所一般公開2015 | 体験型プログラム

大盛況! 体験型プログラムに集まるご来場者の方々。

国立極地研究所一般公開2015 | ROIS情報ひろば巡回展示

国立極地研究所一般公開2015で、入口付近に設置された機構×4研究所合同の巡回展示。2015年4月〜7月、文科省情報ひろばにて公開されていた展示が立川でも活躍。

今年もいろいろな科研費応募支援を進めています!

平成27年度は年度初めから科研費の応募支援を進めています。4月は「研究活動スタート支援」の応募時期でした。昨年度はURAが着任したばかりで対応していませんでしたが、今年度は応募総数6件のうち、学位を取りたての特任研究員や秋以降に着任した教員などから査読希望のあった5件を査読しました。他の研究機関から極地研に移動してきた研究者は、「以前の所属機関では直属の上司にも調書を見てもらう機会がほとんどなかったため、査読をしてもらえるのはとてもありがたいし、査読の内容も非常に丁寧で参考になる」との感想をいただきました。

極地研に着任したばかりの研究者は、研究戦略企画室がどういった活動をしているのかを知りません。今回の取り組みを通じ、我々の取り組みや企画をメールや掲示板できちんと伝えたり、積極的に活用してもらえるよう丁寧に対応していくことが大切だと感じました。

この他、5〜8月にかけては昨年度に引き続き「科研費再チャレンジ支援」(2014年6月8日の活動報告記事参照)や「科研費研究計画調書検討会」(2014年9月8日の活動報告記事参照)を行ないました。

(礒野靖子)