国立極地研究所

H28年度第3回URA合同ミーティング開催

2016(平成28)年9月28日(水)、国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所の4研究所の分野URAおよび情報・システム研究機構所属の本部URA合同で、本年度第3回目のURA合同ミーティング@極地研を開催しました。

プログラムの前半は、先月、機構のURAメンバーが参加したRA協議会年次大会を振り返る報告会です。機構では、あらかじめ、すべてのセッションにメンバーの誰かが参加するよう準備しており、この参加者がレポートをまとめて、ミーティング当日には、レポートを元にそれぞれ手短に各セッションを報告しました。会場からの質問・回答のやりとりのほか、特に機構における今後のURAの活動にいかに活かすかについて、より具体的な議論が行われました。

後半は、丹羽シニアURAより、研究大学強化促進事業の中間評価に向けた対応状況の説明があり、引き続いて意見交換などが行われました。この後、予定以外の話題や、日々のURA活動で生じた事例の報告などを情報共有し、もりだくさんの議題でしたが、有意義な会合となりました。

(本部機能強化チーム)

情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

今回は、東京・立川にある国立極地研究所で開催されました。テレビ会議システムを利用して、三島・遺伝研からも参加しました。

情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

冒頭で、9月から着任した浜田ひろか特任研究員を紹介する、統数研本多啓介URA。浜田さんは、今後、本多URAのプロジェクトを中心に、統数研URAステーションと密に連携して活動します。
情報・システム研究機構URA合同ミーティング201609

極地研の礒野靖子URAの司会で進行しました。また末吉哲雄URAほか極地研の他のメンバーの協力もあって、時間通りに進行できました。

RA協議会第2回年次大会参加について

2016年9月1日(木)〜2日(金)の2日間にわたり、「URAシステムの高度化による科学技術イノベーションへの貢献」をテーマに、リサーチ・アドミニストレーター(RA)協議会第2回年次大会が開催されました(幹事機関:福井大学URAオフィス)。会場である福井県県民ホール・福井市地域交流プラザには、URA業務従事者、大学などの執行部、URAに関心のある方など約530人が参集しました。これは昨年開催された第1回年次大会に比べて約100名の増加であり、本協議会の発展が感じられました。

本大会では、多様な専門人材との協働によるリサーチ・アドミニストレーションシステム(URAシステム)の高度化を図り、大学等の重要な使命とされる”科学技術イノベーションへの貢献”を目指して、発表と議論が行われました。開催初日はまず坂本修一氏(文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課長)、飯村亜紀子氏(経済産業省産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課 大学連携推進室長)、松澤孝明氏(文部科学省科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ 統括上席研究官)をお招きした関係省庁講演からスタートしました。メインとなる専門人材のスキルアップ、組織体制強化、各種活動内容の充実等をテーマにした大学セッションやポスター発表等に加え、8つの企業等セッションも開催されました。

情報・システム研究機構では組織会員として運営委員会に参加したほか、本大会における2つのセッションを担当しました。1日目には統数研本多啓介URAによる『統数研 H.28共同利用重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」中間報告』が行われました。本多URAによる学術文献データ解析に関わる本研究開発の概要説明に続いて、重点型研究に採択されたプロジェクトのうち3大学の講演者が登壇し、各々の進捗を報告しました。 2日目には『IR・研究力評価について』と題して、情報・システム研究機構 野水昭彦シニアURA、横浜国立大学 矢吹命大特任教員(講師)/URAによるセッションが設けられました。2名のオーガナイザーからそれぞれIRの定義に関わる話題提供や、横浜国立大学における解析の取り組みと解析の際の注意点などの問題提起行われ、さらに遺伝研 来栖光彦URAからの報告、電気通信大学 森倉晋特任教授/URAによる大学における事例紹介等が行われました。このあと会場との質疑応答の時間が設けられ、特にURA新任者等から寄せられた質問などをきっかけに、IRのあるべき姿についての議論が交わされました。

本機構URAはこの成果を持ち帰り、今月のURA合同会議での報告・議論を通じて実践に活かしていく予定です。盛況に閉会した本大会は、次回、2017年8月に徳島大学での開催が予定されています。

リサーチ・アドミニストレーター協議会(RA協議会):
http://www.rman.jp/

RA協議会年次大会2016 | トップページ:
http://www.rman.jp/meetings2016/

RA協議会年次大会2016 | パンフレット:
http://www.rman.jp/meetings2016/leaflet.pdf

(丹羽邦彦・池谷瑠絵)

RA協議会年次大会2016統数研

セッションオーガナイザー:本多啓介URA
『統数研 H.28共同利用重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」中間報告』
RA協議会年次大会2016IR

セッションオーガナイザー:情報・システム研究機構野水昭彦シニアURA、横浜国立大学矢吹命大URA/特任教員
『IR・研究力評価について』

科研費応募支援、今年度も大詰めを迎えました!

極地研磯野report

以前の記事で平成27年度前半の科研費応募支援を紹介しましたが、支援も大詰めを迎えました。今年度後半には、新しい取り組みとして9月15日(火)と10月3日(土)に「科研費、書ける日っ!調書執筆ワークショップ」を開催しました。このワークショップは「なかなか調書を書く時間が取れない」という教員の声を受けて企画したもので、調書を書くためのまとまった時間を確保することと、自身の申請課題について名誉教授や副所長、URAや他の研究者と意見交換することを目的としています。

開催日時の調整が遅れて、学会期間中となったり、土曜日となってしまったためか、参加者数自体は5名と多くはありませんでしたが、申請課題の紹介と意見交換では一人30分以上の十分な時間をとって議論をすることができました。また、名誉教授からは審査経験を踏まえた審査時のポイントを聞くことができ、参加した研究者は熱心にメモを取りながら次々に質問を投げかけていました。

10月からはいよいよ調書の査読です。昨年と同様、一つの調書につきURA1名と所長・副所長・名誉教授等1名の計2名体制で査読を行ないました。査読は11月上旬の締め切りぎりぎりまで続き、多い日は4、5件の調書に目を通すこともありました。今年度の極地研からの申請数は昨年度の60件を上回る63件となり、URAの査読数は52件にものぼっています。

一年を通じて様々な形で支援をしているとそれぞれの申請課題に思い入れがあり、一つでも多く採択されてほしいと思うのですが、さてー。来年4月の結果が待たれます。

(礒野靖子)

極地研定例研究談話会でURAを紹介!

極地研磯野report

国立極地研究所では、隔週水曜日の11:00〜12:15に「極地研定例研究談話会」を開催しています。談話会は4名の幹事(各基盤研究グループから1名ずつ)が取り仕切っており、毎回2名の研究者が自身の研究紹介や最新の研究成果、研究の将来計画などを発表します。また、極地研に新しく着任した教員や特任研究員が自己紹介とこれまでの研究紹介を行ったり、南極観測隊が3月末に帰国した後には越冬隊長や総隊長が観測隊の報告を行うこともあります。ある日の談話会終了後、幹事から「URAの紹介をしてみませんか?」と打診があり、発表を引き受けることになりました。

談話会は研究者だけでなく職員も大学院生も参加しているため、なによりわかりやすく話をしなければなりません。私の発表は「リサーチ・アドミニストレーター(URA)という職業を知っていますか?」というタイトルで、導入では、リサーチ・アドミニストレーター(以下、URA)はどういう人材なのか、URAは大学等にいつ導入され、どのようにシステム整備が進んだのか(リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備、研究大学強化促進事業の紹介)を説明しました。続けてさらに具体的に、URAの業務内容や、情報・システム研究機構内でのURAの体制、研究大学強化促進事業の選定指標や数値目標等を説明し、それらに基づいた極地研でのURAの活動を紹介しました。

発表当日は、所長をはじめ、教員や特任研究員、学生、事務職員など40名近くの参加があり、我々URAの活動を知ってもらう良い機会となりました。

(礒野靖子)

researchmap講習会を開催

統数研_researchmap講習会

2015(平成27)年10月6日(火)、統計数理研究所・URAステーションおよび国立極地研究所・研究戦略企画室が共同で、researchmap講習会を開催しました。

researchmapは、日本の研究者総覧データベースとして、現在約24万人の研究者情報を収録しているサービスです。今回の講習会開催のきっかけは、所内研究者からresearchmapの使用法に関して、まだよく分からない、という声が挙がったことでした。これを受け、両研究所のURAは協力して講習会を企画し、立川地区の研究者等に現状のresearchmapの操作に「慣れて」 いただくことを目的に、実際の使用場面で生まれる具体的な質問(利用者の生の声)を、講師に投げかけ可能な機会としました。

当日は、researchmap運営主体の科学技術振興機構(JST)より白石淳子様(知識基盤情報部・主査)を講師にお迎えし、ご講演の後半では、統数研および極地研の研究者から事前に寄せられた質問への回答・アドバイス等を交えてお話いただきました。また、本講習会には、統数研、極地研の他に、情報・システム研究機構 立川キャンパス近隣の人間文化研究機構 国立国語研究所および国文学研究資料館の計4機関から、研究者やURA、技術職員、補佐員等、計44名が参加しました。

次々と手が挙がった質疑応答の様子からは、各々のresearchmapへの関心度・注目度の高さが感じられ、参加者からは好評の言葉をいただくことが出来、大変有意義な会となりました。

(小川洋子)

国立極地研究所一般公開の開催と情報ひろば巡回展示

2015年8月8日、国立極地研究所一般公開「極地研探検2015」が開催されました。毎年好評の5つの探検ツアーの他、南極昭和基地との生中継!ライブトークや各基盤研究グループによるサイエンスカフェや体験型プログラム、展示など、さまざまな企画が行なわれ、約2,000名もの方が来場されました。一般公開は、全所を挙げての一大イベントで、教職員全員に担当が割り振られます。URA2名は国際北極環境センターの展示と総合案内をそれぞれ担当し、一日中来場者との交流を楽しみました。

また、一般公開に合わせて情報ひろばの巡回展示を行ないました。文部科学省旧庁舎での情報ひろば企画展示は7月末に終了しましたが、その後、各研究所の一般公開等に合わせて同様のコンテンツを巡回展示する予定になっており、その第一弾でした。極地研のスペースはすべて一般公開に使用していたため、正面玄関横の統計数理研究所のスペースを拝借して展示し、一般公開の来場者にご覧いただきました。

(礒野靖子)

国立極地研究所一般公開2015 | 生中継!ライブトーク

国立極地研究所一般公開の目玉のひとつ、極地を生中継で結んだライブトークの会場から。
国立極地研究所一般公開2015 | 体験型プログラム

大盛況! 体験型プログラムに集まるご来場者の方々。

国立極地研究所一般公開2015 | ROIS情報ひろば巡回展示

国立極地研究所一般公開2015で、入口付近に設置された機構×4研究所合同の巡回展示。2015年4月〜7月、文科省情報ひろばにて公開されていた展示が立川でも活躍。

今年もいろいろな科研費応募支援を進めています!

平成27年度は年度初めから科研費の応募支援を進めています。4月は「研究活動スタート支援」の応募時期でした。昨年度はURAが着任したばかりで対応していませんでしたが、今年度は応募総数6件のうち、学位を取りたての特任研究員や秋以降に着任した教員などから査読希望のあった5件を査読しました。他の研究機関から極地研に移動してきた研究者は、「以前の所属機関では直属の上司にも調書を見てもらう機会がほとんどなかったため、査読をしてもらえるのはとてもありがたいし、査読の内容も非常に丁寧で参考になる」との感想をいただきました。

極地研に着任したばかりの研究者は、研究戦略企画室がどういった活動をしているのかを知りません。今回の取り組みを通じ、我々の取り組みや企画をメールや掲示板できちんと伝えたり、積極的に活用してもらえるよう丁寧に対応していくことが大切だと感じました。

この他、5〜8月にかけては昨年度に引き続き「科研費再チャレンジ支援」(2014年6月8日の活動報告記事参照)や「科研費研究計画調書検討会」(2014年9月8日の活動報告記事参照)を行ないました。

(礒野靖子)

受賞続々!南極昭和基地大型大気レーダーチームが第8回海洋立国推進功労者表彰を受賞!

南極昭和基地大型大気レーダーチームが第8回海洋立国推進功労者表彰

前回に続き、研究戦略企画室が関わった受賞推薦支援のうち、表彰に至った海洋立国推進功労者表彰をご紹介します。

南極昭和基地大型大気レーダーチーム(佐藤薫教授(東京大学、国立極地研究所客員教授)、佐藤亨教授(京都大学)、堤雅基准教授(国立極地研究所 宙空圏研究グループ)、西村耕司特任准教授(国立極地研究所 宙空圏研究グループ))が第8回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)「海洋に関する顕著な功績」分野において表彰され、平成27年7月16日に総理大臣官邸にて表彰式が行われました。海洋立国推進功労者表彰は、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省および環境省が内閣官房総合海洋政策本部事務局の協力を得て実施しているもので、科学技術、水産、海事、環境など海洋に関する幅広い分野における普及啓発、学術・研究、産業振興等において顕著な功績を挙げた個人・団体に対して表彰されるものです。

受賞内容については下記の功績の概要をご覧ください。なお、この概要は「第8回海洋立国推進功労者表彰の受賞者決定について(文部科学省)」にて公開されています。

(礒野靖子)

受賞続々!山岸久雄名誉教授が地球電磁気・地球惑星圏学会 フロンティア賞を受賞!

研究戦略企画室では、研究所幹部や研究者からの推薦依頼に応じて受賞推薦支援を行なっています。具体的な支援内容は毎回異なりますが、主には推薦書類の作成に関する支援です。我々が携わった受賞推薦支援のうち新たに2件が受賞に至りましたので、まずは1件ご紹介します。

宙空圏研究グループの山岸久雄特任教授(国立極地研究所名誉教授)が地球電磁気・地球惑星圏学会のフロンティア賞を受賞することが決定しました。授賞式は平成27年11月2日に行われます。地球電磁気・惑星圏学会は、固体地球・海洋・大気圏・電離圏・磁気圏・惑星間空間・太陽大気・太陽系諸天体といった広範にわたる分野の学会であり、同賞は、学会周辺分野との学際融合研究、革新的技術開発、研究基盤の構築・整備等によって同学会の研究の発展に多大な貢献のあった個人またはグループに贈られるものです。山岸特任教授は、南極昭和基地および南極沿岸・内陸の野外フィールドや、北極アイスランドといった厳しい自然環境の遠隔地に自身が開発した観測装置を設置して観測を行なうなど、工学的な視点から電波・電場観測の拠点を築き、 磁気圏・電離圏の研究に貢献しました。

・推薦理由:極地における電波・磁場観測技術の開発と基盤整備による磁気圏・電離圏研究への貢献

(礒野靖子)

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平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を2件同時受賞!

極地研_昭和基地の様子

昨年度に初めて手掛けた書類作成支援がまたひとつ、いや二つ実を結びました!

平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を、宙空圏研究グループの片岡龍峰准教授と生物圏研究グループの渡辺佑基助教がそれぞれ受賞しました。本申請にあたり、研究戦略企画室では推薦書類の作成に関する支援を行ないました。研究者の研究業績が評価されて受賞に至ったことは言うまでもありませんが、研究戦略企画室の書類作成支援によって研究者個人や所の実績に貢献することができ、喜びもひとしおです。

・受賞業績名
片岡龍峰准教授「宇宙天気予報の革新と新観測技術による高度化に関する研究」
渡辺佑基助教「バイオロギング手法を用いた海洋捕食動物の生態学的研究」

・国立極地研究所ウェブページ ニュースとお知らせ
〜片岡龍峰准教授、渡辺佑基助教が「平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の若手科学者賞を受賞〜 http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20150408.html

(礒野靖子)