留学生に届け!

遺伝研_世界に向けた情報発信2015

遺伝研で学ぶ大学院生のおよそ3割は留学生です。研究は国境や母語とは関係なく進められるものであり、世界中の研究者とのコミュニケーションが重要なので、さまざまな国から留学生が集う環境は、研究者の卵である大学院生にとって大切なものであり、ひいては研究力強化につながるものです。

遺伝研・総研大遺伝学専攻では、一人の学生の指導を複数の教員が担当する制度や、論理的で効果的なプレゼンテーションを英語でおこなうための講義を設けたほか、すべての講義に加えて事務連絡も英語でおこなうなど、国際的にみても競争力のある教育制度を整備してきました。特に海外からの学生に対しては、10週間の研究体験プログラムや複数の奨学金制度が設けられています。しかし世界に向けた情報発信は簡単ではなく、応募学生の出身国や大学をより広げることが課題でした。

そこで、遺伝研で受けられる教育についてより多くの国の学生さんに知ってもらうために、既存のウェブページに加えて新しいポスターとリーフレットを作成し、約30か国・120か所の大学等にお送りしました。1月下旬に締め切られた研究体験プログラムには、昨年の2倍近い応募がありました。現状分析と改善を進め、より多くの多様な学生さんに遺伝研という研究環境に目を向けていただけるよう目指します。

(伊東真知子@国立遺伝学研究所)