末松安晴 元国立情報学研究所長 日本国際賞受賞記念講演会

9月29日(月)、一橋講堂にて、末松安晴 元国立情報学研究所長日本国際賞受賞記念講演会を開催しました。

末松先生は、大容量・長距離光ファイバー通信に必要とされる性能を予見し、理論と実験を組み合わせることで、通信用半導体レーザに新たなパラダイムをもたらしました。世界を先導する先生の業績は、現在の情報化社会の基盤形成に必要不可欠な貢献であったといえます。

末松先生の受賞を契機に、情報通信技術、情報システム科学、情報学と、近年のビッグデータの研究実用化や事業化を大いに刺激し、我が国の知的情報・知識サービス産業の創成に向けたイノベーションを誘発することを目的に、産官学協働の記念講演会「光通信、ビッグデータ、そして豊かなネット文化」を開催しました。

講演では、株式会社ドワンゴ 川上 量生 代表取締役会長、日本電信電話株式会社 篠原 弘道 代表取締役副社長、独立行政法人情報通信研究機構 坂内 正夫 理事長、NII喜連川 優 所長に続き、末松安晴 元NII所長による「光通信技術 基礎からビジネスへ」と題した講演が行われました。

講演で末松先生は「現在の光通信は多くの先人達の叡智に学び、それを礎に開拓されてきた」と語り、「新しい技術は技術システムとして社会に定着する。研究者の方々には、未来社会に定着させるべく、新しい技術システムの開拓に挑戦し泥臭い研究を進めていただきたい。それのみが、未来を先回りし、引き寄せ、社会を活発にできる」と若い研究者にメッセージを送り、講演を締めくくりました。

講演やパネルディスカッショには、産官学の各分野から多くの聴衆が参加し、熱心に耳を傾けていました。

(研究戦略室) 

末松安晴 日本国際賞受賞記念講演会パネルディスカッション

末松安晴 日本国際賞受賞記念講演会
末松安晴先生のご講演


末松安晴 日本国際賞受賞記念講演会パネルディスカッション

パネルディスカッションの様子