「情報ひろば」でサイエンスカフェを開催

情報・システム研究機構情報ひろばサイエンスカフェ第1回2015

東京都区内はあいにくの雨で迎えた去る4月13日、情報・システム研究機構は文部科学省旧庁舎「情報ひろば」1F ラウンジにおいて、サイエンスカフェを開催しました。

本サイエンスカフェは、4月1日から7月末まで同3階で開催中の「企画展示」に関連して4、5、6月の第2月曜日・全3回シリーズで行う催しの第1回。講演者は、本年度の科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞したばかりの、国立極地研究所 渡辺佑基助教。「新しい技術で、野生動物の日常を解明する〜バイオロギング手法を用いた海洋捕食動物の生態学的研究〜」と題し、動物の体に記録計をとりつける「バイオロギング」と呼ばれる手法とその最新の研究成果を紹介しました。

小型ビデオカメラが動物たちの”目線”で捉えた、生命の魅力あふれる捕食行動の動画や、魚が泳ぐ速度のデータなどの具体例が次々とスクリーンに映し出され、参加者たちは、ペンギンをはじめ海鳥・哺乳類・魚類などの大型捕食動物たちが環境へ適応する様子を実感できたようです。

会場はこのスクリーンを中心に、科学者をまるく囲んで、自由に議論ができる雰囲気づくりを配慮。講演終了後の質疑応答では、極域・魚類への知識を基にした質問も数多く寄せられ、活況のうちに閉会しました。第2回は5月11日(月)、”「研究が正しいかどうか」は、なぜわかる?”と題して、統計数理研究所の丸山宏教授が講演します。ぜひご来場ください。(詳細はこちらから

(池谷瑠絵)