研究支援&専門・技術支援

科研費説明会に参加

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去る2014年7月3日(木)、日本学術振興会(学振、JSPS)が開催する「科学研究費助成事業実務担当者向け説明会」に、URAステーションから野水・竹ノ内(コモンズ)、礒野(極地研)、笹山(情報研)の4名が参加しました。

研究費獲得支援活動として、すでに平成26(2014)年4〜5月に「外部資金獲得強調月間」を開催しましたが、ご好評いただいたこの第二弾として、このような説明会の情報等を踏まえ、各研究所にて9〜10月説明会を行なう予定です。

(野水 昭彦)


文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書類作成支援

6月中旬から7月初旬にかけて、平成27年度文部科学大臣表彰若手科学者賞の申請書作成支援を行ないました。所内でのURAの活動としては初めての書類作成支援です。

申請書で重要なのは、やはり研究内容について記載する部分です。候補者の研究成果をきちんとアピールすることを念頭に置きながら、専門用語の羅列で難解な文章にならないように配慮し、議論と改訂を重ねて文章を仕上げました。また、申請書の提出にあたっては、申請書類の記載方法に細かな規定がある上、論文の写しなど多くの添付書類が必要です。これらの対応には時間も手間もかかるため、研究者にはコンテンツの提供を依頼し、URAが提出のフォーマットに揃える作業をできるだけ行いました。完成した書類に不備がないかどうか、さらに所内の事務と機構本部の事務とで確認を行い、その後無事に提出しました。

今回のような書類作成支援は、研究者の研究時間の確保という面においてもURAの重要な業務の一つであると考えます。

(礒野 靖子)

科研費再チャレンジ支援

平成26年度の科研費公募に際して、研究計画調書を提出したものの惜しくも内定に至らなかった計画の研究代表者である所内教員・研究員に対して、次年度の科研費に再度挑戦するための支援経費を措置することとし、4〜5月にかけて「科研費再チャレンジ支援」として所内公募を行ないました。

公募の対象:基盤研究S・A・Bおよび若手研究Aの各課題に研究代表者として応募した所内教員または研究員であること。ただし、過去に同種の採択歴がないこと。
支援の条件:計画調書の審査結果の開示による評価が原則としてAであること、27年度科研費公募において同種目かより大型の種目に研究代表者として計画調書を提出予定であること。

公募の結果、6件の申請のうち、不採択の上記の条件を満たしていなかった1件を除く5件を採択し、支援を行いました。

(礒野 靖子)

“Act as a Sounding Board”

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遺伝研リサーチ・アドミニストレータ室(ORD)では、研究費の申請を全力でサポートしています。具体的には、申請書を書く前に論理構成の議論をお手伝いすること、また、申請書をレフリーの視点で読み、論理展開と文章の読みやすさを議論します。

この春から業務をスタートし、これまでに、科研費スタートアップ、学振、さきがけ、CRESTの申請書をお手伝いさせていただきました。

さきがけ・CRESTのサポートでは、皆様の多くの疑問に答えたいと考え、申請書の作成前に “応募のコツ”に関するワークショップも主催しました。演者には、制度設計に携わったJST出身の野水URAと、レフリーの視点からアドバイスを貰うべく2名の領域アドバイザー経験者をお招きしました。Q & Aのセッションに多くの時間を割くことによって、研究者の日頃の疑問を演者にぶつけてもらいました。この会では40名近い参加者があり、皆様のさきがけ・CRESTに対する意識の高さを伺うことができました。夏が終わると科研費のシーズンがスタートします。Act as a Sounding Board… 研究者の皆さんにとって文字通り「共鳴板」になることが我々の使命です。

(来栖 光彦) 


JST戦略的創造研究推進事業への応募に向けた活動

1.CREST/さきがけ領域説明会への参加

平成26年4月17日にJST(市ヶ谷)で行なわれた「ビッグデータ」関連の領域説明会に2名のURAが参加しました。研究総括の説明を受け、所内で領域に合致しそうな教員に個別に話をするなど応募に向けた活動を進めています。

2.統数研・極地研合同のCREST/さきがけに関する説明会

平成26年4月22日に機構本部の野水URAを招き、統数研・極地研合同のCREST/さきがけ説明会を実施しました。説明会の前半は講演+質疑応答、後半は野水URAを囲んでより詳細な質問を受けるという形式で、極地研からは6名が参加しました。

「ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化」の研究領域ではデータを持っている研究者からは応募を検討する声もある一方で、どのように申請書を書けばよいのか思案しているとの声も聞かれました。今年度の研究領域の多くは極地研からは応募しづらいテーマであることが影響していると思われます。研究戦略企画室では、引き続き情報取集や所内への情報提供を進め、来年度以降の応募につなげていきたいと考えています。

(礒野 靖子) 


遺伝研リサーチ・アドミニストレーター室の活動計画

私たちリサーチ・アドミニストレーター室は、2014年4月に発足しました。研究所の人材がその能力を最大限に発揮し、さらに能力を伸ばすために、さまざまな側面からの支援を予定しています。主に若手研究者の入所からキャリアアップまでを想定して支援メニューをまとめた図をご覧ください。
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まず研究の立ち上げに際しては、遺伝研で17年間教授職を務めた室長をはじめ、経験豊かなスタッフがきめ細かくサポートします。研究の進捗に応じて、「研究よろず相談」として幅広い相談を親身に受け付けます。

研究費獲得に向けて、申請書や英文書類の作成サポートもおこないます。申請書については早速複数の申込みがありましたので、別記事で詳しくご報告します。

遺伝研の学生への充実した科学英語教育の伝統に根ざし、従来から運営されていたプレゼンテーション改善の取組みを「プレ禅道場」としてさらに強化し、効率よい運営を図ります。

若手研究者が適切なワークライフバランスのもと安定した研究生活を送れるように、「子育てよろず相談」として地域の育児関連情報の提供等をおこないます。研究所単位での活動で初めて託児室を設置する計画もあり、別記事で詳しくご報告します。

所内で相互に利用できる研究機器の管理は、これまで各研究室で自主的に担われてきましたが、リサーチ・アドミニストレーター室が予約等の管理を引き受け、機器スペック等の情報も集約してわかりやすく提供します。

このほか、研究費獲得、学際研究促進等のテーマでワークショップやシンポジウムの企画・運営をおこないます。

信頼され役に立つリサーチ・アドミニストレーター室をめざしています。どうぞお気軽にお訪ねください。

(伊東真知子)