女性の活躍と多様な研究者の確保

ROIS女性躍進プログラム 国際ワークショップを開催

情報・システム研究機構_世界の男女共同参画推進の新しい潮流ワークショップ

平成29年2月1日、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構は、女性研究者活動支援室の主催により、「世界の男女共同参画推進の新しい潮流(Future trend for women’s participation in the STEM research)」国際ワークショップを英語により開催した。北川機構長、桂理事(男女共同参画推進担当)、藤井理事、4研究所の所長・副所長、自然科学研究機構より小森彰夫機構長、山本正幸基礎生物学研究所長(男女共同参画推進委員長)、小泉周研究力強化推進本部特任教授(男女共同参画推進委員)、人間文化研究機構より小長谷有紀理事(男女共同参画推進担当)の計24名が参加した。

前半は、米国国立科学財団(NSF)副局長Kellina Craig-Henderson博士、英国ポルシャ社専務取締役Elizabeth Pollitzer博士から、米国と欧州の科学技術(Science, Technology, Engineering and Mathematics, STEM)研究における男女共同参画推進の意義と現状、将来の方向性についてそれぞれ最新のデータや研究成果に基づいてご講演いただいた。後半はパネルディスカッションにより、終了予定時刻を超過するほど活発な質疑応答が行われた。男女共同参画推進に長年取り組んできた講師である2名の博士はこの場が初対面であったにもかかわらず、互いのコメントに誘発されてさらに議論が深まる相乗効果が生まれたことから、参加者にとっては研究機関における男女共同参画をどのように推進するべきかとともに、科学とイノベーションを推進するために男女の性差に着目することが有用であるかという観点にも気づきを得るまたとない機会となった。

中村淑子(女性研究者活動支援室)

ROIS/I-URIC若手研究者クロストーク2016に参加しました

今回、初めて参加する若手研究者クロストークで「ワールドカフェ」という企画にホストの立場で加わりました。少人数(5-6人)のグループで行われる自由な議論を英語でオーガナイズするのは初めての経験で、クロストークにも初参加ということもあり、少し緊張して臨みました。 ワールドカフェは1セッション25分で3セッション、2セッション目はホスト以外のメンバーは全員入れ替えとなって、最初のセッションで得たアイデアをもとに別のグループを作ってさらに議論を発展させることを目指します。3セッション目は最初のメンバーが元のテーブルに戻り、彼らが2セッション目で別のグループで得てきたアイデアを加える形で、議論の続きを話し合います。結論を無理に出そうとせず、他人との意見交換を通して自由な発想を広げていくことが目標でした。

英語で議論をするグループ(English islands)には、日本人含め様々な国籍の大学院生が集まりました。そこで選んだテーマは「科学におけるダイバーシティについて」。議論開始直後は、ダイバーシティは果たして科学に寄与するものかどうかも分からない、という疑問も出されましたが、まずそれぞれが思う長所と短所をそれぞれ挙げて頂きながら、各々の意見を出して頂きました。

第2セッション、ホストの私は同じテーブルで同じテーマを引き継ぐ一方、他のテーブルで別のトピックを話し合ってきたメンバーに、ダイバーシティとは何か、それぞれの思いを語ってもらいました。音声情報処理を専攻している大学院学生からの意見は、ダイバーシティを脳の機能から考える上でとても興味深いもので、異なる「訛り」を持つ話者2人が出会ったときにどんな現象が起こるかという研究結果に基づくものでした。この第2セッションでは、多様性は科学にとって良い事であると考える人は多いが、人間は感情レベルでは均質さを求める傾向があること、研究室のような単位の中では研究テーマの多様性を追求するよりひとつの大きな方向性を打ち出すことでのメリットが得られるので、研究室間の共同研究で多様性を得ていく方が良いのではないか等、より議論を深めることが出来ました。最初のセッションから持ち寄られた、融合研究についての議論からのアイデアが、多様性についての議論に面白い方向性を与えたと思います。

3セッション目は最初のメンバーが元のテーブルに戻り、彼らが第2セッションで別のグループで得てきたアイデアを出した後、当初の議論の続きを話し合いました。あるメンバーの「ダイバーシティは、科学にとって良いものであると多くの人は言うし、それには同意する。しかし、まず言葉の壁を乗り越えなければならない」との意見に、他のメンバーからも同意する意見が出されました。最終的に私達のグループでは、「多様性を持つメンバーが意見を出しあって議論することで、様々な可能性を検討した上でより良い結論が得られるはずで、これは科学の進歩に寄与するのではないか」という結論に至りました。

ワールドカフェの終わりに数分ずつ、各テーブルのホスト役から議論のまとめが話されました。意外だったのは、別のテーマで議論をしていた他のテーブルからも「ダイバーシティ」という言葉がしばしば聞かれたことです。それを知って、小さな種が蒔かれてあちこちで発芽したような、不思議な喜びを感じました。ワールドカフェの特徴のひとつである、クロスポリネーション(他家受粉)の手法が議論を活性化していることを実感しました。終了後、同じテーブルでの議論に加わらなかった方からも、ダイバーシティについて議論してみたかった、という意見を頂くなど、ワールドカフェの議論の波及効果は予想以上に大きいものだと感じました。

今回、海外から来て日本の研究現場でさまざまな思いをしている留学生の方々から、ダイバーシティとは本当に科学を推進しうるものなのか?というテーマについて、生の声を聴けたことは大きな収穫でした。おそらく二度と同じメンバーで議論をすることはない、一期一会の機会であることからも、ワールドカフェ参加は貴重な体験であったと思います。

(English version is here.)

(女性研究者活動支援室コーディネーター 中村淑子)

ROIS/I-URIC Crosstalk 2016

英語だけで議論する「英語島」は3つ

ROIS/I-URIC Crosstalk 2016

画面中央がホスト役を務める私です
ROIS/I-URIC Crosstalk 2016

発言中は、マスコット「情報犬」を持って。

ROIS/I-URIC Crosstalk 2016

会場全景

インド Research Development Office訪問

RDOメンバー

インド出張報告第2弾として、NCBSのResearch Development Office(RDO)を紹介したいと思います。彼らはインドにおけるURAの先駆け的存在です。

現在チームは総勢7名。学位を持つ元研究者もいれば、社会貢献活動グループで働いていたというバックグラウウドをもつ人もいる多様なグループです。チームはFunding and Award ManagementとCommunications Officeの2グループから構成されています。前者はプレアワード、ポストアワードに加え、funding agencyへのプレゼンや報告も重要な業務だそうです。NCBSではfunding agencyからの研究費獲得が、研究所の安定的な経営に重要であると位置付けられており、財団関係者への接待やツアーの企画など業務は多岐にわたるのだそうです。

Communications Officeは要覧、ホームページ、news letter作成に加え、funding agencyや国への報告書作成などにも関わります。書類によっては英語だけでなく、ヒンディー語、南インド地方の共有語の3ヶ国語への翻訳を行ったり、デザインも重要だそうです。

インドと日本では事情が違いますが、研究支援業務のたいへんさや楽しさは同じなのだなと感じました。

私が女性研究者のキャリアに興味があると話すと、チームミーティングに招いてくれ、メンバーのキャリアパスを聞く機会を設けてくれました。ジョブチェンジのきっかけは人それぞれでしたが、「女性は新しい分野に挑戦することを恐れないのだと思う」とポジティブに語ってくれたのが印象に残っています。 また、チームリーダーのSavitaは多様なチームをまとめあげ、パフォーマンスを上げるために、チームワークをとても大切にしていると話していました。彼女曰く「チームワークは女性の得意な分野なのよ」とのことでした。RDOのメンバーとの出会いは、同業者としても女性としてもとても励まされる機会でした。
※写真は、RDOメンバー

(小林百合)

女性研究者支援ってなに? —インド2研究所を訪問してー

IISER Puneのnursery

「女性研究者はどんな支援を必要としているのだろうか?」その答えを探して、2016年1月25日〜2月4日の11日間、インド科学教育研究大学プネー校(IISER Pune)とインド国立生命科学研究センター(NCBS)を訪問しました。前者は基礎科学(数学・物理・化学・生物)に特化した教育研究大学、後者は基礎生物学の研究機関であり、どちらもインドでは生命科学系の最先端研究機関として知られています。

ある調査によれば、日本の女性研究者比率は14.6%、インドは14.3%*。どちらも国際比較ではかなり下位の数字です。しかし興味深いことに、両研究所ともfacultyの女性比率は日本の平均よりずっと高いのです(IISER Pune: 23%, NCBS: 33%)私はなにか強力な支援が行なわれていることを予想し、それを勉強してきたいと考えていました。今回の滞在ではホストのご厚意で、関連する多くの方々にお話を伺うことができたので、以下に簡単に報告します。

ハラスメント対応
インドでは、ハラスメント委員会 (Women’s Cell)とその上位対応組織であるInternal Complaint Committee(ICC)の設置が大学・研究所に義務付けられているそうです。ですが、両研究所ともICCが対応する深刻なケースは数年に1回で、特段深刻な状況ではないようでした。面談ではむしろ、「うちの研究所では、いかにハラスメントを感じずに研究ができるか」という話を聞くことが多く、特にIISERでは多くの委員が「学長、学部長の人柄のおかげで、うちはヒエラルキーのないオープンな雰囲気なのよ」と誇らしげに話されていたのが印象的でした。

学内保育所
両研究所ともりっぱな常設保育所を設置しています。インドの大学・研究所でもこのような施設を有している研究所は少ないそうです。もちろん研究所の負担は少なくないそうですが、「若い研究者をリクルートするため」に必要な設備であると認識されているようでした。また、「家族を支援することは、皆の幸せにつながることでしょ。」という言葉が印象的でした。

生活面
高学歴な人材がまだ貴重であることもあり、夫婦で同じ大学、町で職を得ることはそれほど難しくなく、ポスドクでもあまり任期を意識せずに働けているようです。家事・育児については、家政婦を雇う文化が根付いており、ポスドクの給料でも家政婦に家事を頼むことが可能であったり、出産後は親が子供の元に来て、孫の面倒を見るということが普通であったりと、非常に恵まれていると感じました。

まとめ
2研究所とも国を挙げて整備をすすめている研究所だけあり、保育所などは特例的に恵まれた環境でした。ですが、それだけでなく女性である・子供がいる、ということを気にやむことなく、研究に専念できる雰囲気が醸成されている点が素晴らしいと感じました。このような雰囲気も女性研究者比率の高さの一因であると感じました。

面談では多くの人から「で、あなたが聞きたい『女性研究者支援』ってなになの?」と逆に質問されました。私は日本の実情、支援制度などを話すと、「それはひどいわね。でも社会的なサポートが得られないのなら、研究所がサポートするべきだわ」と言われたことが心に残っています。今回の視察は、改めて女性研究者支援の有り様について自分なりに考える良いきっかけとなりました。

*FACT SHEET: Woman in Science, UNESCO Institute for Statistics, Nov. 2015, No. 34
※写真は、IISER Puneのnursery設立者ひとりのMayurikaと愛娘さん

(小林百合)

ROIS女性躍進トップセミナー開催しました

ROIS女性躍進トップセミナー

ROIS女性躍進トップセミナー「女性研究者・女性職員の活躍に向けて:採用・登用とエンパワーメント」を1月28日に開催しました。

このトップセミナーは、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業(一般型)」の支援を受け、機構内活動の一環として実施したもので、機構内4研究所(国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所)とのTV会議中継による参加を含め、85名に参加いただきました。

セミナーでは、北川機構長の挨拶に続き、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のマチ・ディルワース副学長から「OISTにおけるダイバーシティへの取り組み」と題して講演が行なわれました。続いて、名古屋大学教授、前名古屋大学理事・副学長の藤井良一氏より「名古屋大学における女性研究者増員のための取組みと今後の課題」、名古屋大学理事、前情報・システム研究機構理事の郷通子氏より「ROISの女性職員の採用・登用とエンパワーメントの現状と課題」と題した講演が行われ、それぞれに活発な質問と意見が交わされました。

さらに、パネルディスカッションでは、幅崎コーディネーターをモデレーターに、3名の講演者と北川機構長、男女共同参画推進委員長兼 ROIS女性研究者活動支援室長である桂理事を交え、会場との熱心な議論が行なわれました。

ROIS女性躍進プログラムは、今後とも文字通りさらなる躍進・進展を図ってまいります。引き続き皆さまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

(ROIS女性研究者活動支援室)

多目的保育室・女性研究者活動支援室を新設し、7月4日に開所式を行ないました。 

遺伝研ではワーク・ライフ・バランスの向上と、女性研究者のより一層の活躍を後押しするため、「多目的保育室・女性研究者活動支援室」を設置し、7月4日土曜日に開所式を行いました。

開所式では荒木弘之副所長の開会挨拶に続き、情報・システム研究機構の女性研究者活動支援室から幅崎麻紀子コーディネーターが来所し、北川源四郎機構長からの祝辞を頂きました。また海外出張中の国立遺伝研女性研究者活動支援室室長の仁木宏典に代り、同室員が挨拶を述べました。

本開所式には所員やその家族46名が参加し、同室員より今後の運用についての説明と運用についての意見交換が行われました。

また、多目的保育室のお披露目として外部講師「理科クラブ」による子供向けのプログラムを実施し、子供たちは親御さんといっしょに新しい多目的保育室を楽しみました。

本開所式には多くの方のご参加頂き、改めて同室への期待を感じました。所内の研究力強化、特に所内の女性研究者の支援に貢献できるよう、今後も多目的保育室の整備を進めてまいります。

(文責:小林百合)

遺伝研多目的保育室・女性研究者活動支援室

北川源四郎機構長からの祝辞を読み上げる、情報・システム研究機構 幅崎麻紀子コーディネーター。
遺伝研多目的保育室・女性研究者活動支援室

「理科クラブ」による子供向けのプログラムの様子1。
遺伝研多目的保育室・女性研究者活動支援室

「理科クラブ」による子供向けのプログラムの様子2。

女性研究者活動支援室の設置

極地研_女性研究者活動支援室

平成26年度に情報・システム研究機構が女性研究者研究活動支援事業(一般型)に採択されたことを受けて、国立極地研究所では平成27年4月1日に女性研究者活動支援室を設置し、礒野URAが室員(兼務)となりました。これからますます研究支援や研究環境の整備等に取り組んでいきます。

(礒野靖子)

留学生に届け!

遺伝研_世界に向けた情報発信2015

遺伝研で学ぶ大学院生のおよそ3割は留学生です。研究は国境や母語とは関係なく進められるものであり、世界中の研究者とのコミュニケーションが重要なので、さまざまな国から留学生が集う環境は、研究者の卵である大学院生にとって大切なものであり、ひいては研究力強化につながるものです。

遺伝研・総研大遺伝学専攻では、一人の学生の指導を複数の教員が担当する制度や、論理的で効果的なプレゼンテーションを英語でおこなうための講義を設けたほか、すべての講義に加えて事務連絡も英語でおこなうなど、国際的にみても競争力のある教育制度を整備してきました。特に海外からの学生に対しては、10週間の研究体験プログラムや複数の奨学金制度が設けられています。しかし世界に向けた情報発信は簡単ではなく、応募学生の出身国や大学をより広げることが課題でした。

そこで、遺伝研で受けられる教育についてより多くの国の学生さんに知ってもらうために、既存のウェブページに加えて新しいポスターとリーフレットを作成し、約30か国・120か所の大学等にお送りしました。1月下旬に締め切られた研究体験プログラムには、昨年の2倍近い応募がありました。現状分析と改善を進め、より多くの多様な学生さんに遺伝研という研究環境に目を向けていただけるよう目指します。

(伊東真知子@国立遺伝学研究所)

男女共同参画への意識

情報・システム研究機構が女性研究者活動支援事業に採択されたことを受けて、平成26年11月26日に一橋講堂でおこなわれた女性研究者研究活動支援事業シンポジウムと翌月4-5日に国立女性教育会館でおこなわれた男女共同参画推進セミナーに参加しました。

シンポジウムの前半は日本IBM株式会社会長の基調講演と鹿児島大学学長の特別講演で、男女共同参画やダイバーシティに対する考え方や対応について具体的な事例を交えて紹介されました。後半は分科会発表がおこなわれ、すでに事業に採択されている機関から各々の取り組みが紹介されました。成功したものやユニークな事例が紹介される一方で、男女共同参画に対する理解を促すための取り組みはこれからも必要だという意見が複数あり、男女共同参画の意識を浸透させるのには大変な苦労があることを実感しました。

2日間にわたるセミナーでは、初日に基調講演と講義、2日目に分科会がありました。初日の講演と講義では男女共同参画に対する考え方に関する話題が大変参考になりました。分科会では「男女共同参画推進のための基盤づくり」に参加し、グループディスカッションで各機関の課題などについて話し合いました。同じグループの方々からは、大学内での男女共同参画への理解や協力を得ることが難しい、他の部署との連携や役割分担が難しいなどといったことが大枠の課題として挙げられていました。これらはURAシンポジウムで挙がっていた課題に似た部分も多く、新しい部署の運営に伴う苦労を共有する形になったのが印象的でした。 男女共同参画を推進し女性の研究者や学生がきちんと活躍できる場を整備することは、男女ともに優秀な研究者がストレスなく研究を続けられる場の整備にほかならず、ひいては研究力の強化にもつながるのではないかと感じました。女性研究者活動支援事業と研究大学強化促進事業の両方に関わるURAとして、これからも知識と理解を深めていきたいと思っています。

(礒野靖子)

20141126男女共同参画イベント1

男女共同参画推進セミナー(全体会)の様子
20141126男女共同参画イベント2

男女共同参画推進セミナー(分科会)の様子

託児室開設@NIGリトリート2014

遺伝研託児室@リトリート2014

2014年7月3日(木)、4日(金)御殿場高原時の栖にて国立遺伝学研究所「リトリート2014」が開催されました。リトリートとは日常から離れた環境で研究者同士の交流と議論を深めることを目的とした会です。では、日常から離れられない事情を抱えた研究者はどうしたらいいのでしょうか?

今回、遺伝研リサーチアドミニストレータ室では、育児中の研究者の参加支援を行いました。まず所内希望調査を行い、その調査結果を踏まえてリトリート会場に託児室を開設することを提案し、運営のお手伝いを致しました。

今回の託児室は4名の参加者、計5名のお子さんに利用していただきました。遺伝研での託児室の開設は初めてであったため、利用者への周知内容等、細かい反省点は残りましたが、大きな問題が起こることもなく、二日間を無事終えることが出来ました。(写真は、遺伝研ジュニアリトリート2014の様子)

今回初めて所内希望調査を行い、実際に託児室を開設してみてわかったことは、子育て中の研究者が直面している事情はそれぞれであり、託児所の開設によってすべての問題が解決される訳ではないということでした。

遺伝研リトリートがより多くの研究者の交流と議論の場になるよう、また、より多くの研究者が仕事と家庭生活を両立していけるように、今後も支援活動をしていきたいと考えています。

(小林百合)